本当に論理的であろうと思ったら、

論理は信じない方がいい。

つまり、論理を完全に道具、

レトリック(修辞)として

突き放すことによって、

ようやく論理は

自由自在に操ることが

できるようになる。

もし僕自身にアドバンテージが

あるとすると、

僕自身が極めて非論理的、

情念的だということだ。



  宮台真司「僕らがバトンを受け取る日」