しらんぷりのこびとに、わたしの回想が、いま、はじまる ブログネタ:「自分のパートナーをどうやって呼んでる?ときいても、こびとは、「ええ」とか「まあ」とかいって、だまっていた。わたしがだまっていれば、かれは永遠にだまっているようにさえ、みえた。だまりたいときだって、あるだろう。わたしだって、もうなにひとつ語りたくないときだって、ある。いやいや、こんな風にいわれたことだってある。「あなたと語るべきことなんて、もうなにもないの。わかる?この意味」。そうだよな、ってわたしはおもう。そういうときも、あるよな。わたしは、こびとの名前をきいた。もうどんな名前でも、おどろかない。かれは、「『しらばっくれ』」とつぶやいた。種をまくように、そう、つぶやいた 参加中 本文はここから