久々の雪も明け方にはやんでいたようです。
風が強いのですが寒さはそれほどでもなく。
夫は久しぶりの除雪作業へ出かけています。

思えば、大きな決断をして踏み出した日から一年が経とうとしていました。
2018年の間、私には3つの苗字がありました。

離婚して旧姓に戻り、再婚。
いまへ至るまでたった1年。
どれだけ大きなエネルギーを湧き出させ、それを使っていたのかが
2019年を迎えてみてやっとわかりました。

そして、時間は休まず戻らず進んでいきます。

同じように、ジワリと年月を重ねるうち
その苦しみに慣れて諦めていることにすら気づかなくなっているひとが
沢山沢山今日という日を生きていると思うのです。

雪は踏み固められると硬くなり、本物の地面のように平らになりますが、本当の大地はその下にあります。
その大地の温かさを求めれば
必ず硬い雪も崩れ、溶かすことができる。

雪に閉ざされた大地は、はじめはまだ冷たいかもしれません。
でも生きていますから
必ず再生していくんです。

諦めず
重い雪を思い切り蹴飛ばしてみてください。
その下に必ず
本当の命が息づいています。