1998年4月

 

二十歳だった私が最初に担当した業務は出納業務でした

 

 

ATMに装填する現金をセンターに請求したり

一日の現金の入出金をまとめたりする仕事です

 

1998年はインターネット普及率は今ほど高くありません

たまごっちの流行りが少しずつ終わり、

PHSや携帯電話の「メール」を送りあうのを楽しんでいました

そんな時代

 

私が出納を担当していて最初に驚いた顧客は

 

「4と9をはずせと依頼する女社長」

です

 

給与の現金支給を続けていた不動産会社の女社長で

給与の日は毎回4と9の番号以外の新札を用意しろというので

せっかくの綺麗な日銀の帯封を全て外し

4と9を外し、機械に通すと新札ではなくなるため

私と次長と支店長とで4と9を外した新札を

手で最勘定して帯封し、

現金をお渡しするというアホなことをしていました

 

後から考えてみると、その要求を飲んだ

支店長も支店長だ、と思います

 

今は亡き支店長、そして次長!

私はあの時のあなたたちの年齢に迫ってきましたが

あんな馬鹿げた依頼を受けるような大人にはなってません(笑)