節分ですね。
旧暦では明日の立春から新年が始ります。
お正月の新年も気持ちが新鮮になりますが、
私はこの節分の変わり目も、なんとなくすがすがしい気分になります。
写真は、昨年11月に新しく架け変わった伊勢神宮内宮の宇治橋です。
伊勢神宮は、式年遷宮といって20年に一度御宮を立て替えます。
これは一時中断もありましたが、690年から約1300年間続いています。
その式年遷宮の４年前に、宇治橋もまっさらな新品にかけ替わります。
まだ生まれたてのような白木の肌がきれいな橋でした。
環境が新しくなったり、新しいものを使ったり身にまとったりすると、
気持ちも新鮮になりますね。
風日祈宮（かざひのみのみや）の入口です。
伊勢神宮の内宮にあります。
最近伊勢神宮は外宮も内宮も別宮も混んで行列ができるのですが、
ここだけはいつもひっそりとしています。
風雨を司る神様が祭られています。
農耕に適した雨風を起こしてくださるそうです。
豪雨や暴風が、今年はないといいですね。
風と言えば、今朝、風の感じが違いましたね。
厳しさが抜けたようなやわらかい風でした。
一歩一歩、春に向かっています。
３年ぶりにピアノの発表会が行われることになりました。
・・・何を弾こう。。
ピアノの練習には３段階あるような気がします。（私の場合）
初めに、楽譜から音符をひとつひとつ指でひろっていく段階があって、
次に、何度も指を動かしているうちに音符が指から体に入ってきて、
最後に、体の中で音楽になって指先から出ていく。。。という感じ。
この最後の段階にきた瞬間が、すごく気持ちよくて楽しいです。
で、発表会用の練習には最後にもうひとつ段階があって、
録音した自分の演奏を聴いて”酔いを醒ます”作業をします。
自分に酔った感情的な演奏はくどくて聴きづらいのですが、
かといって冷め切った演奏は音楽ではなくなってしまいます。
冷静と情熱の間（笑）、いったりきたりのぎりぎりな感じが好きです。
言うは安し・・・で、実際はなかなか難しいですけどね＾＾；
今日、会社の窓から外を見たら、
随分空が明るくなったなと思いました。
光の感じが変わってきました。
冬至は過ぎたから、今はもう春に向かっているんですよね。
私は夏が大好きなのですが、
春が来るのを待っている心地がする冬もいいなと思っています。
今日の写真は、デジカメでは携帯電話のカメラ以外に唯一持っている
”Rolleiflex MiniDigi”で撮った写真です。
手のひらに収まるほどの小さなカメラです。
成人式ですね。着物姿の方を街で見かけられるでしょうか。
私も昔成人式に振袖を着ましたが、それっきり一度も袖を通さず、
実家のたんすの中に眠ったままです。。
ただ、昨年秋から着付けを習っているので、小紋は着るようになりました。
振袖は礼装ですが、小紋はワンピース感覚の外出着です。
着物を着ると、「自分は日本人なんだなー」と実感します。
民族衣装って、その国の「動作の文化」に通じているようにも思います。
今日の写真は、先日クリスマスに誂えてもらった草履です*＾＾*
そういえば、成人式の着付けをする人の話では、
当日草履を持ってくるのを忘れてしまう人が多いんだそうです。
家を出るときは靴ですものね^^;
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
写真は、伊勢神宮内宮の鳥居です。
昨年、かけ替え工事中だった宇治橋の鳥居。
ところで寅年の「寅」は、本来「いん」と読み、
「引（ひきのばす）」「伸」と同じような意味とのことです。
草木が伸び始める状態を表すそうです。
いままでにまいてきた種があったら、
今年はちょっとずつ目が出て伸び始めるといいですね。
