祭りは、予想通り小池の圧勝で終わったわけで。
誰もがこころのなかで、出来レースで終了することは解っていたし、異常な選挙であることも感じていたと思う。
小池知事は2期、8年間にも及ぶ都政のなかで、公約などほとんど果たしていない。
都民ファーストとは名ばかり店長で、都立病院や福祉施設を次々と閉鎖に追い込んだ。
16兆円もの予算がありながら。
民間の子供食堂は1000件を超え、子供らは飢餓を味わっている。
たぶん、どれほど世間に疎いヤカラでも、小池の悪政ぶりは把握出来ているだろ。
だから、朝早くから反対票を投じるひとで長蛇の列が出来ていたのだ。
でも、膨大な組織票があることを差し引いても小池当選。
まぁ、選挙は恒例行事だからね。
開票作業すら始まってもいないのに、投票締め切り直後の時点で各局が当選を速報。
えぇ、開票率0%です。
これについては政府は、『出口調査からの統計に基づく』とは説明しているものの、出口調査にパソナの派遣は1日中いるわけもないし、ランダムに聴き取りをするぐらいだろ。
20時1分前に来た人は、無駄骨なのだ。
それにね、大事なことがある。
そもそも誰に投票したのかは口外しないでいいという、憲法のなかに投票の秘密というものが保障されている。
これは、とても大事なプライバシー権である。
それを、公式の集計であるかのように扱うところが怪しすぎる。
あたしは何度も言うように、誰に投票するかを言いたくはない。
これは個人のプライバシーと政治思想の問題。
だいいち、誰に投票しようと、正しい答えなどなくあくまでも自分で決める事なのだ。
だからこそ、このひとにしなよと他者に押し売りもしない。
それは、とても、デリカシーがない行為。
ただ、今回は、うつみセンセーの本を読んでいるフォロワーがいたり。
後援会へ出向いたことがあるひとや、本を取り寄せてくれたひとや。
他県でも、都知事選をじぶんの身に置き換えて思っているひとたちがいたことが嬉しかった。
政治に関心を持ってくれるのはありがたい。
仲間は作るものではなく自然に集まるものだ。
あたしは、基本ひとりで戦いたいほうだ。
仲間はいらない。
それでも、同じ考えの同志はイヤでも集まるものなので、そのひとらの気持ちを裏切ったり、騙すことだけはしたくはないと心から思う。
首都高3号・渋谷線。
目の前の丸いのが六本木ヒルズ。
こちら側はあまり乗らない。
たぶん、よく混む『用賀』あたりから乗ったのかも。