ミドルだって打ちます | 楽しく考える男子バレー

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昨日、ミドル使用率について書いていて、今日放送される東亜学園vs東福岡を思い出しました。
東福岡はミドル使用率の低いチームではないのですが、この試合はサイド中心の攻撃でした。


両チームのスタメンは、春高バレーEXPRESS2014 に掲載されている通りだったと思います。

高校はポジションをCセンター、Lレフト、Rライトと表記することが多いです。


東亜学園のスタメン、ミドルの大竹くん(202)武藤くん(188)は高さがあるのですが、他の4人は180以下です。
確かに、真ん中から攻めるより、両サイドから攻める方がいいですね。
東京都の予選などでは、もともとサイト中心のチームが多いので「いつもと違う」と感じることはなかったのですが、東福岡は攻撃のバリエーションが多いですよね。
ですから、対戦相手によって、パターンを変えることもできたのだと思います。


東福岡に限らず、攻撃の組み立てを変えてくるチームはあります。
それは、監督の指示の場合もあるでしょうけれど、選手自身が判断することもあるそうです。
ちょっと前に、日本の選手は自分で考えることができないという話がありましたが、高校大学では考えている選手も少なくないと思いますよ。
話がそれました。(笑)


ミドルの打数という観点から見ると、東亜学園はポジションミドルの大竹くんがクイックだけでなく、ライトからもバックセンターからも打つので、かなり多いです。
高さで勝負できるのが大竹くんと1年の武藤くんだけだということを考えると、当然の選択と思います。


東福岡もサイドで高さがあるのは金子くんだけなので、ミドルの菰方くんがバックセンターからも打ちます。
大竹くんがバックアタックを打つところは何度も見ていますが、菰方くんは初めて見たので「わあ!」となったのですが、実況も解説もスルーしちゃってました。
この試合では1回しか打たなかったと思いますが、星城との試合ではかなり打ってました。


決定力のある選手が少ない場合は、ミドルもクイックだけなんて言ってられません。
プレミアはそんなことないからミドルの打数が少なくなるのだと思いますが、高校大学ではエースだったミドルが少なくないのですから、イロイロ見せてもらえると楽しいのですが、ダメですか?


堺の松本さんとか、東レの富松さんとか、JTの町野さんとか、サントリーの鈴木さんとか……年齢的に無理ですか?(笑)
若い選手では誰でしょうね?
合成の山近さんとか、サントリーの塩田さんとか、ジェイテクトの袴谷さんとか?


出耒田さんがOPとミドルで話題になりましたけれど、高校大学ではポジション複数って普通ですよね。
試合の途中で、ケガ人が出たとか、調子が上がらないとかで、ポジションかわる選手もいるくらいですから。


プレミアでも、面白いことしてくれるチーム、出てこないでしょうか?