*+愛犬ヌーノへの手紙+* -3ページ目

*+愛犬ヌーノへの手紙+*

2016.4.27天国へと旅立った坊主へ

あの子はどこへ行ったのかな

そんな、考えてもどうしようもない事を
ずっと考えて過ごしている



「虹の橋と雨降り地区」を読んだ


本当にそんな所があるのならいいな

雨降り地区にずっと居たら可哀想だな




人間も動物も亡くなったらどこに行くのか?

それは生きている者には分からない

でも知りたいよね



肉体には限界があるけれど
魂は残っているっていう人もいる

産んでくれた本当のママの所に
帰って行ったんだという人もいる



どんな形だっていい

あの子がもう苦しい想いをしていないなら
あの子の苦しさを私が今引き継いでいるんだと思えば
なんてことないんだ


お前はもう苦しまなくていいんだよ

好きなだけどこへだって走り回っていくんだよ
もう2日経ったんだね

ママは2日ぶりにようやく少し眠れたよ
少しだけご飯も食べたよ


「ペットロス」について色々調べても
そんな理屈通りにはいかない

「受け容れる」ってどういう事なんだろうね


ただひとつ分かった事は
人は悲しくて涙を流せる時には
現実をちゃんと「受け容れている」って事なんだ

母親と電話で話した時
火葬場で最期のお別れをした時

私がとめどなく涙を流したのはその2回だけ

その時だけ「現実」なんだと思ったから


今は涙も出ないんだよね
ただお前が居ない事が不思議というか


私が心の底から泣ける時がきたら
きっとお前が居なくなった事をちゃんと受け止めて
安心して天国へ行かせてあげられると思うんだ


最期まで心配掛けてごめんね
でももう少しだけ・・・もう少しだけそばに居て欲しい

大好きだよ
2016年4月27日明け方

愛犬ヌーノが天国へとお散歩へ行ってしまった

1ヶ月ほど前から自力で立てなくなり
介護の日々が始まった

その時から「いつかは」と覚悟をしていたつもりだったのに
やっぱり覚悟なんて出来てなかった


5時くらいかな
モゾモゾと動く気配を隣に感じていたのに
起きてあげる事ができなかった

それでも何か予感がしたのだろうか
いつもより少し早めに目が覚めて
手を伸ばして坊主のお腹に触れた

毎朝、ちゃんと呼吸をしているか
寝たまま手を伸ばしてお腹をさわる
これが習慣になっていたから



動いていなかった



それから何をしたんだっけ

鼻に手をあてたりカラダをさすったり
「ごめん!ごめん!」と何度も言っていたような気がする

それから坊主のカラダを抱き上げ
力いっぱい抱き締めた

まだぬくもりは残っているものの
手足の硬直は始まっていて
伸びたままのあんよをさすった



最期に私の顔が見たかったんじゃないかな
それで一生懸命、カラダをゆすったんじゃないかな
お別れを言うために呼んでくれたのに
気づいていながら起きなかった自分を責め続けている


15年と5か月と20日

私が体調悪く寝こんでいると
一緒になってご飯も食べずに寄り添ってくれる
本当に本当に優しい子だったな


今こうして一人で居ても
何故か涙は出なくって
ただただ、坊主がいつもいた場所を
何度も見てしまう

どこに行ってしまったんだろう

私を置いて一人でどこに・・・