何も考えていない、人が物凄く多い気がする。
今時の若いものは〜とういうわけではなく、ありとあらゆる年代に対して感じることです。

私自身、サラリーマン時代は仕事をこなすことに必死で、独立してからは生活することに必死だったので、考える余裕がありませんでした。

それを真剣に考えれるようになってきたのは生活に余裕ができてきたここ数年くらいですが、考えれば考えるほど強く思う。

上の世代は下の世代を育て、引き継いでいくことを放棄している。

下の世代は上の世代から学ぶこと、関わることが減り、現状に不安を覚えながらもどこかで諦め、満足しているかのように取り繕って生きている。

しかも、現状を変えようとすこともしないので、もちろん状況は変わらない。

で社会はそれを「それぞれの自由な生き方」と容認し、それらの流れに拍車をかける。

もちろんそうではなく、自分の将来とか生き方とかやりたい事を見つけて突き進んでいく人もいますが、大多数はそうではない。

失礼ながら、上の世代については下の世代よりも、 “将来”が短いですから考えておく期間も短いので(よくはないですが)良いとして、若い世代は本当に真剣に自分のことを考えていかないといけないと感じています。

物心ついたときから不景気で今も生活実感として景気は全くよくない。
でも、なんとなしに不便を感じず生きられるし、昔より自分にとって嫌な情報を遮断して、好きな情報だけ取り入れられるようになっているから、不安も漠然とした程度にしか感じられない。

こう言った状況の中で
何を伝えていけるのか?
どうすれば伝わるのか?
自分に何ができるのか?
何を残せるのか?

最近少しずつですが、自分の人生以上にそれを考えることが増えてきました。