出産を終えて、病室へ戻る。

しばらくすると旦那が来てくれて、2人で赤ちゃんの写真や動画をたくさん撮った。

赤ちゃんは手と足だけは持ち上げられるほどにしっかり骨格が完成しており、そのおかげで手を繋ぐこともできた。

指先にちょこんっと乗る小さな手のなんと可愛いこと☺️

産まれたばかりの赤ちゃんはまだ暖かくて、愛おしくて、ずっとこのまま時間が止まればいいのにな…と思うばかりでした。


ゆっくりと家族の時間を過ごして、そのあとは助産師さんに手伝って貰いながら手型と足型をとりました🦶🏻♡

その日の夜は、興奮と赤ちゃんに会えた喜びと悲しみとで感情はグチャグチャ、全然眠れず…
22時に看護師さんにお願いし、赤ちゃんを連れてきて貰いました。(寂しくなったらいつでも連れてくるから言ってね、と仰っていただいていたので…本当に有難い)

抱っこしながらたくさんお話をして、ありがとうと伝えて、それでも悲しくて悲しくて涙は止まりませんでした。





正直、未熟な状態で産まれてきた赤ちゃんを旦那はどう思うだろうか、怖い?触れたくない?抱っこしてくれなかったら?とても不安でした。

でも見た瞬間、「可愛いね」とニッコリ笑ってくれてとても安心したのを覚えています。

このような状態に置かれた時、支えてくれる人がどれだけ大切か、どれだけ心強いか。

旦那をはじめ、周りの人には支えられてばかりだなと、妊娠発覚から出産までの日々を毎日思い返します。


辛いことの方が多かった妊婦生活だったかもしれません。

でも、辛いことだけではなかったかもな、と最近は思えるようになりました😌


それでもまだ、夜になり目を閉じると全てを思い出して泣くのですが…🌃🌙*゚

ゆっくりと、自分のペースで心を落ち着けていけますように🍵






入院生活3日目。


朝イチで先生の診察、、、、
今まで子宮口拡張処置の為に入れていた器具を全て抜きました。これまた痛い。


ですが、それ以上に触診…いわゆる子宮口グリグリ内診?よく痛いって聞くヤツ。


まーーーーーじで想像を絶する痛み(´;ω;`)

しかも先生2名対応で確認するようで、「耐えた…!」と思ったら、速攻2回目。⚡️

陣痛きとるんか?くらいの勢いで私が呻いて泣いてたら、看護師さん思わず診察台カーテンの中に来てくれて肩やら腕をさすって付き添ってくれました🥲ほんっとに優し…

その触診で子宮口の開きを確認。
どうやらOKが出たようで、ついに陣痛促進剤を使用。

朝10時頃に1回目の陣痛促進剤、2回目は13時頃に使ってみようねとのこと。


その時は「じゃあ陣痛くるのお昼からってこと?産まれるのは夕方か〜😦」とソワソワしていました。





そして、12:00に昼食。
入院中の食事では珍しくトンカツ🐷…!
嬉しくてテンション上がっていると、、


「あれ…?なんかお腹痛い……?」


トンカツ1口食べようか迷いつつも、一応ナースコールしとくか〜、と押した瞬間から

「えっ、待って待って痛い!陣痛きた…?!」



念願のトンカツとはおさらば。あっという間に本格的な陣痛開始…(笑)





助産師さん触診すると、もう近いね!と。
ベッドごと運ばれ分娩室へ移動。


あまりにいきなりのことで頭が追いつかず
えっ?!夕方じゃないの?!と頭の中は真っ白。
とにかくケータイとお守りを握りしめて分娩台へ。


お父さんとお母さんに急いで電話連絡。その間も激しい陣痛。

お母さんは仕事中のため繋がらず。
お父さんはワンコールで出てくれた(気が気じゃなくずっとケータイ気にしてくれていたらしい🥺)。

「お前なら大丈夫。がんばれるよ。生まれてきた赤ちゃんには絶対に笑顔で会ってあげること、絶対約束して。」

既に赤ちゃんとの別れが寂しくて悲しくて、辛かったけれど、必ず約束は守るねと伝えて電話を切りました。





陣痛始まって15分ほどした所で、痛みの間隔が短くなり激痛に。

助産師さんに「力抜いて!目を開いて!大丈夫よ!綺麗に産んであげようね!」と声をかけてもらいながら必死に痛みに耐える。


感染対応のため出産は立ち会いなし。

隣に旦那がいてくれたら…手を握って欲しい。
正直、とても心細かったです。


どんどん陣痛が強くなる中、看護師さんが連絡してくれていた旦那も病院に到着。


旦那さん着きましたよ!と聞こえたその瞬間から陣痛がより激しくなり、先生から「もう産まれるよ!」と、ついにいきむよう促される。


赤ちゃんが小さいこともあり、1度いきむと破水。幸帽児として産んであげる予定でしたが、急遽器具で産道を広げて、力まずにスルンと出産。


ここまでなんと、陣痛開始からたったの約1時間半。


産まれた瞬間、堪えていた涙が一気に零れてきて、声を上げて泣きました。息ができないくらい苦しくて、もうお腹には赤ちゃんはいないという事実を受け入れたくなくて、寂しくて堪らない。

分娩室には私の激しい泣き声と荒い呼吸、器具の音だけが響いた。

本来聞けるはずの産声は、聞けるはずもなく。





全て処置が終わったあと、助産師さんが「赤ちゃん連れてきますね。少し小さいけど、とっても可愛いですよ。」と私の隣に保育器が運ばれてきました。

助産師さんがおくるみに包んでくれて、私の腕の中に赤ちゃんを抱かせてくれました。



妊娠15w6d。
身長15cm 体重120g。

皮膚は半透明で綺麗な朱色。腕から指先、太ももから足指まで、白い皮膚。

目も開いていないし、骨格もまだ未熟でぷっくりしたお腹。
ヒグローマと水腫のせいで余った皮膚に包まれている。

それでも、小さな閉じた瞳や2つの小さな鼻の穴、小さなおてて、しっかり5本の指。爪もしっかり分かりました。


小さな小さな私の、私だけの赤ちゃん。
まだまだ未完成な身体だけど、本当に愛おしい。

思わず笑顔が零れました。本当に本当に可愛い。



少しして、主治医の先生が私のもとへ来て
「よく頑張りましたね、おめでとう。ほかのお産と何ら変わりない立派なお産でしたよ。」
とにっこり笑顔で伝えてくれました。


死産は誰からも祝福されないと思っていた私。
この言葉をどれほど待ち望んでいたか。
おめでとうの一言で私の心は救われました。


主治医の先生や、赤ちゃんを抱かせてくれた助産師さん方には感謝しかありません。







ベッドに戻り、握っていたお守りがぐしゃぐしゃなことに気付く。

「あぁ、がんばったんだな私。」ふと、ママになったんだと実感しました。



産後のことはまた次に。




入院2日目。

午前と夕方に子宮口拡張処置を行いました…。


処置の回数を重ねる毎に、どんどん増していく処置時間とそれに伴う激痛💧

器具を7本?9本?入れたところで

「今日の処置は終わりです。よく耐えましたね、お疲れ様☺️」
と担当医の先生から労いのお言葉をいただきました。

ありがたいことに、担当医の先生は本当に親切で、処置中も「痛いよね、ごめんね〜💦」と声掛けしつつ、私の休憩時間も挟みながら、ペースを合わせて処置をしてくださいました。


激痛には変わりありませんが、先生や看護師さんの優しさでどうにか乗り越えた…。





明日はついに陣痛促進剤を入れる予定。
上手くいけば明日が出産。赤ちゃんのお誕生日になる日。


絶対綺麗に産んでやる〜〜🔥
自分に気合いを注入!



…なんて言いつつも本当は痛いし怖いしまだ赤ちゃんと離れたくなんかないし、、、と複雑な心境😅


病棟にちょっとしたお庭があるので、外に出て気分転換したり、旦那との電話で心を落ち着けたり…。


感染対応のため出産時の立ち会いはできず、1人で陣痛と出産を控える私からすると、不安で不安でたまりませんでした😥

でも頑張るしかないので!
出産めがけて頑張れ私!!!というモチベーションでいました(笑)