【私の生い立ちと家族環境】

私は7人兄弟の長女です。

父から心理的DVを受けて育ちました。

父は、お酒を飲むと、夜中の1時だろうとお構いなしに声を荒げます。

 特に、母への罵声がひどく「お前は頭が悪い」「俺を誰だと思ってるんだ」「俺を敬え」「お前は間違ってる」と散々です。父が罵声を浴びせる時は決まって自分が嫌な思いをした時の八つ当たりです。

ヤクザのように脅し口調で母を責めます。

  母は、最初会話を試みますが会話はなりたたず、

「鬱になりそう、出ていって」「明日酔ってない時に話そう。」と言って泣きながら会話に区切りをつけようとしますが、父は「また、お前は都合が悪くなったら逃げる」と追い詰めます。


  そんな事が月に1回2回ではなく、週に何回も夜中にあります。私は母への不安と騒音で睡眠は取れず、私は父のおかげで精神的にどんどん疲弊していきました。母は7人の子供の育児と仕事もあったためそれ以上の精神的苦痛だと思います。


  心理的DVは周りから見えないところで行われています。「さっさと出ていけばいいじゃないか」と

思うかもしれません。しかし、疲弊した精神・未熟な経済力・子供を育てる責任・子供たちの人間関係・父に悟られないように遂行しなければならないこと・周りからの協力が得られない環境、などを考えるとそう簡単な話ではありません。

社会制度でもカバーしきれない事が山ほどあります。


【心理的DVの影響】

  心理的DVを受けた人は、自分に自身がなくなり、人間関係が苦痛になり、周りが見えなくなりどんどんと孤立感が生まれ希望を無くしていきます。しかし、社会に出ると家庭の事情などは考慮されることがほとんどありません。

心理的にキツイからと会社が休めるでしょうか?

仕事が期限内に終わらなくても、考慮してくれるでしょうか?子育ては休めるでしょうか?

残念ながら、「怠けてる」「きついのはみんな一緒」「責任感がない」とレッテルを貼られ、さらに孤立するのです。


【伝えたいこと】

  皆さんに伝えたいことがあります。人は、傷つき体験をすると自分は被害者だと思いがちです。しかし、気持ちに余裕がない時ほど発言や行動に注意してください。伝え方1つで加害者になり、相手に一生消えない傷を作り人生を狂わせます。

どんなに正論を述べていようと、暴力的な言い方や相手の立場を考慮しない発言は精神的なDVになります。

  また、父は「一般的にはー」「俺が正しい」

「俺が嫌だからー」「お前は間違ってる」と口癖のようにいいます。社会的に出来た常識が正しい考え方かと言われれば、私は違うと考えます。人はそれぞれ違う環境で生きて、十人十色の価値観があるわけです。間違いなんてありません。

ストレスが多い世の中だからこそ、どうか相手の心を意識して関わってください。あんまり神経質にならずに、これでいいかと周りを受け入れる力も大切です。


どうか心理的DV被害者が減りますように。