8回目の投稿は、
NIPTに関する論文②
についてご紹介します。
少しドタバタしており、投稿が遅くなってしまいました。
NIPT大規模データ
今日紹介させていただく文献はこちら
中国から出ている大規模調査の文献です。
■目的
・NIPTの性能とその結果の臨床的意義を調査する
■方法
・対象:2018年4月~2021年12月に実施されたNIPTに参加した妊婦(n=282,911)
※平均年齢:29.8歳、妊娠周期13-27週が多い
■結果
・T21が457人(1.62%)、T18が160人、T13が129人であった。
・T21、T18、T13では、それぞれ高い陽性的中率(86.81%、56.81%、18.18%)であった。
・トリソミーの陽性的中率は、35歳以上の妊婦(85.53%、136/159)と35歳以下の妊婦(58.90%、311/528)の間で有意差があった。
※年齢別 NIPT T21陽性は、25-30歳 0.46%・30-35歳 0.52%・35-40歳 0.33%・40歳以上 0.14%であったが、陽性的中率は76%・84%・92%・97%であり、年齢が上がるほど高くなった。
・偽陰性症例は7例確認された。
この文献を通じて
先日ご紹介した日本データ(こちら)では、
35~39歳の方が多い一方で、今回は平均29歳とのことで、
陽性的中率も86%となっていたのかもしれません。
年齢別の陽性的中率について、
他の報告された研究と類似しており、
一貫性がありそうです。
(NIPTで出てくる陽性率は30-35歳が多くなっていましたが…)
余談ですが…
希少疾病やこの手の症例数が揃いづらい文献って、
なぜか中国のデータが多いんですよね。
人口が多いから出しやすいんですかね~ふとした疑問です。
それでは、また。



