⑨から随分と時が流れてしまいました。
記憶が曖昧になるまえに書き留めなければ

ちょっとあやうい記憶のところもありますが、

メモ帳(飼育日記的な)見ながら
続きを記録したいとおもいますー

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..




オペ当日が迫るにつれ、
たらこちゃんが恋しくてついつい、お尻に向かってシャッターを切ってしまうわたし。

後ろから見え隠れする、ぷるんとした、たらこちゃん。。。



かわいいたらこ。withうんこ

去勢手術を予約してから

【オペ前日】

この日はテーブルの上に乗ろうが、マーキングしようが、好き勝手やらせちゃいました。

うさぎさんは吐かないからだの構造だからなのかな、

食事制限や水分制限は一切なし。

おいしいおやつも、いつもより回数多めであげてしまって。

もし麻酔から目覚めなかったら。。。とか、つい変な想像しちゃうんですよね。

もんもん考えてました。なるだけ手術は避けたい、これが本音。

前日は自由に行動させ、
ゆったり過ごせるよう心がけました。
あと、おいしくてお高い牧草を
てんこ盛りで。

尿量、うんぴ量、共にいつも通り。

手術を受けるなら、ほんとに今が最適だろうよ。

若くて体力も気力も十分。

どうか無事、済みますように。
痛いのが、1日も早く治まりますように。

そのためのサポートならぜったい惜しまないからねー、MOMO!

オペ当日、翌日は仕事も休みを貰い、翌々日は場合によってはピンチヒッターを頼めるよう手配をし、
いよいよ当日をむかえました

【オペ当日】

いつも通り6時に朝ごはん(ペレット+牧草てんこ盛り)



当日は、11時までに病院に預けに来てくださいね~とのことで、10時に家を出発。

平日だというのに、すでに病院には四人の飼い主さんが。

まず受付で今朝の体調に異常がないかを聞かれ、

異常ないと告げると
今日の流れを再度教えてくれました。

まず術前検査で、採血、レントゲンを撮る事。

ここで異常があって、支障が出る内容ですとオペは出来なくなるのですが

それ以前に、MOMOは暴れん坊さんなので、

検査をする前に、暴れられないように
注射と軽い麻酔をするそうです。

(これは怪我を防ぐことのほかに、動物の気持ちの不安を最小限にする目的もあるのだとかで)

実際に術前検査~オペが始まるのが
14時~
(他の患者さんの診察によって、遅くなるときもありますと)

問題無く済めば、16:30事頃には目覚めていますよ、
状態が落ち着き(麻酔から目覚めて、帰れる状態を確認できたらば)

お電話入れますね、と。

『では、預かりますね~』

唐突にそう言われたとき、思わずえ?!てなってしまって、

え、まって?まだMOMOに声かけてないのに
どうしよう、って焦ってしまったのですが

獣医看護士さんはちゃんと飼い主側の気持ちをわかってくださってました。

ほかの飼い主さんたちが見てる中、

MOMO~、すーぐ迎えにくるからね、心配ないからね、美味しいのいっぱい食べようね~

ケージを渡してからも、窓からMOMOがこっちを見ながら『だしてぇ』ってお手てで引っかいてるのを、タッチして
思わず涙ぐんじゃいました

『だいじょうぶだよねぇ、MOMOちゃん!』

と、看護士さんもうさぎに笑顔で声掛けしてくれて、なんだかそんな小さな事で、

(この病院なら安心してお任せできる、うん)

そう思い直すことができまして

私は1人車で一時間かけて帰りました。



さて、家に帰ったはいいが、




。。。。。。。。おちつかない



サブケージを丸洗いし、
メインケージを改めて整えて

その間も(いまなにしてるかなー、どんな気分で独りでケージにいるのかなー)

とかそんなことばかり。

お迎えの時に、お弁当を持ってきてください!

そう言われてましたので、大好きな野菜を水にさらしてシャキシャキにし、

あらゆるものを人間のお弁当箱に詰め込んでおきました。

水菜、人参、大葉、小松菜、ブルーベリー一個、そしてリンゴ。

術後は冷たいものが食べたいかも。。。
と、なんとなく思っていたので

一応お水もわすれずに。

車の中には安心できるMOMO用のコーナークッションを敷いて

電話待ち…

学校おさぼり(笑)の息子もソワソワ…

16:30過ぎても電話が無いので、
あーーーこれ以上ムリ!電話しちゃおうかなと思っていたら

16:50電話が入りました


キターーーー

ドキドキ。。。。

○さんですか?△動物病院です。

お預かりしたモモチャンなんですが、、

なんですが、、、って

なんですが、ってナニーーー

間をおかないでよなんだか心臓に悪いんですけどーーーー!!!!!





『麻酔から覚めましたので、お迎えそろそろお願いしますね♪』

私のそばで耳をこらしてた息子も、私の表情でわかったみたい

この瞬間を待つのはかなりドキドキしましたー

サクサク用意をして、いざお迎えに。

18:30の診察で、MOMOとご対面!

MOMO!と声をかけると、ん?んー?!
とこっちを振り返り。

わ、思ったよりわちゃわちゃ動いてる!



てか、MOMO目の周りが濡れてるよ?痛くて辛いのかなぁえーん

先生に確認したら、オペの時に目の保護の役割をする軟膏を塗るんだそうです。

(そりゃそうですよね、オペ中目が乾いちゃいそうだし)

おうちでゆっくりふき取ってあげてくださいね、って

息子②が様子を見てくれてる間、
先生が実際の画像とともに、
どんな事をしたのが説明してくださいました。

まず術前検査の、軽い麻酔映像。
衣装ボックスみたいな箱に入れられたMOMO。
この中でガスを吸って、くたっ、となるんだな。。。

MOMO、上を向いて臭いを嗅いでいるよう

レントゲン(全身)

歯の画像

金具を入れられて、舌を引っ張ってる状態。左右の奥歯一枚ずつ。
気管支に管を入れる都合で、こちらもチェックするのだそう。
歯の伸びは問題ないけれども、少しだけ削りましたと

採血結果

平均上回ったのは、糖とカルシウムくらい。

糖は、緊張したり、ストレスを感じたときに若干上がるんだそう。

私が当日、リンゴあげたりバナナあげたりしていたから、おそらくそのせいで上がっていたのかもと思い当たり。
先生はこの値なら、状況からしてありえます、と

カルシウムも、小松菜、シソ多めにあげてたからかも

そして覚悟はしてたけど衝撃的な、オペ画像。

診察台に仰向けに、大の字に寝かされているMOMOの姿。

心電図のコードと、点滴の管などが身体についていて、何より四肢がゴムで四方に固定されてて、この体制うさぎはつらそうだ!と思ってしまいました

即座に、先生に写真で残してもかまいませんか?とお伺いしました。

MOMOが頑張ったこと、家族のみんなにも教えてあげたいので

と話しましたらば、快く良いですよとおっしゃってくださいました。

レントゲン、歯、ガスボックス、オペ台、

それからMOMOの睾丸をどうやって処置したのか、
生々しいですが全ての過程をスマホで撮らせてもらいました。

術後の傷口をみたとき、

(これは痛むよね、うさぎは声が出せないからわからないだけで、相当辛いだろうな)

今後も大事にしてあげなくては、と改めて思い直しました。



私が説明を聞いている間、MOMOは思いのほか元気で、
おまたが気になって気になって、カミカミしてるのか、ペロペロしてるのか、

おまたに顔を埋めるのでそのたびに先生は身体を一瞬だけ少し浮くくらいにふわっと揺すり、頭をあげている状態に戻します。


『なるべく気を散らしてあげてくださいね。二週間後の抜糸までに、中には自分で抜糸すませちゃう子もいますけど』


揺すられるたびに(はっ?!)とするMOMO

お薬の匂いがするところだけ違って、あとはいつものMOMOみたい。

息子の手から、葉物や人参をもらって、そばで平らげてます。

そんな状態を見て、

『食欲もしっかりありますし、術後の回復はとても順調ですね!』

と言われました。


お会計をして
(二週間後の診察+抜糸代金込みで)




さて、MOMO帰るよ~。もう少し辛抱してね


息子2人の間に挟まれて、柔らかい敷物の上で丸まっている姿、ちょっと痛々しいです

一時間以上かけて帰宅、息子がタオルと共に抱き上げたら、

とたんにオシッコをしました。
きっと車内でガマンしてたんだと思います。

ごめんね、すぐにケージに運ぶからね~






そしてこちらが、ケージで療養するうちの子。↓


顔が…痛いよね…






患部がヒリヒリ、痛くて熱いんだと思います。

やたら水を飲むし、


↑床に患部が当たると痛いのか、あんよをグーに曲げて、空間を作っているのがわかりますかね。

いつもは敷かないプニプニマットは敷いて正解かも。



↑おまたを気にし始め、息子が気を散らしてるところ

ケージは開け放しにしておきました。

好きなところで休んでいいんだよ。

今夜の彼は、殆どケージの中にいました。

いつもの倍水を飲み、ちょこちょこ野菜をつまみ、水分を欲してるようです。

胃腸を活発にする水薬を飲んで、食欲も悪くないかんじ。
術後もウンコ●出てますし。

いつもは元気元気なMOMOがしおらしくウツラウツラしてるのをみながら、

みんなに画像を確認してもらい、

MOMO、よくがんばったなぁ、えらいぞー

みんなから褒められて、
美味しいものもいっぱい並べられていて、

本人(本兎?)も誉められてると伝わったと思います。

耳も温かく、痛みの他は問題なさそうなので、空調をいつもより低めに設定し、ケージを施錠して
人間も眠りにつきました。

それでも、夜中何回か目覚ましをかけて、

様子を見る私。

水の減りが早いので、一度補充をしました。







翌日のトイレシートがこんな感じです。
全面が濡れているなんて、初めてです。
色も薄いです。
(時間が経過しても殆ど色付きません)

【閲覧注意】ばっちいの苦手な人はスルー↓


















気になったので、病院に聞いてみようかとも思いましたが、本人は体力もかなり回復し、牧草もペレットもほぼいつも通りに
食べ始めてましたので
記録をつけつつ様子見としました。

オペ中に点滴もしてますし、
身体の水分も多めな状態だったと思うので

ただ、色が殆ど無いということが初めてだったので、そこが気がかりでもありましたが、
お水をがぶ飲みすれば薄まりますもんね。

ウンコ●も小粒ですが、順調に出せている模様。


よかった。





術後の変化をまとめたものは、また後日に。


⑪に続く~



※現在のMOMO、元気です!!