息子の変化 | 気難しい扇風機

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イギリス在住。
今年は、畑を頑張る。

ここ数日、息子から、

 

「おかあさん、I love you.」

 

と息子に言われるようになった。そしてハグ。

 

去年の夏は反抗期の物凄いのが着て、だんだんましになって、

ロックダウンで、お互いゆっくりできるので、

ヒステリーに切れることはあるけれど、

バカ!とか、Idiot!とか息子に言われて、むかつくこともあったけれど、

日本の名門校の先生の記事に、

むかつく、死ね。は、ああ、おはよう、おかあさん。ぐらいに取っておくのが妥当みたいなことを言っていた。

 

ああ、なるほど、語彙が少ないけど、本当は、こう言ってるんだ。と都合よく考える。

 

そして、学校の先生から電話があって、

息子が宿題の提出をしてないけれど、大丈夫ですか?何かできることは?

と留守電に入っていた。

 

が、やりたくないことを、泣かせてまでやる必要はあるのか?

嫌々させても、身につかないだろうと、本当にもうあきらめて、

ワークブック1ページ、ひらがな1ページ、オンラインの算数15分やればもういいということにした。

息子は好きなだけ、ハリーポッターや、赤毛のアン、ロールドダールのオーディオを1日中ききながら、

レゴを作ったり、何やら紙にかいて一人でこそこそやっている。

 

5歳ぐらいまで、I love you.という手紙を、いつも書いてくれて、

抱きつかれていたのが、しだいにまったくなくなり、

バカ!Idiot!と呼ばれるのに慣れてきた。

アスペ人間は、暴言をやめることができない、常に不満を唱え、

人のせいにするのが得意。

なので、やめさせようと色いろ頑張ったが、

もう返事をしない、無視することが、言わせないようにするには一番の方法。

私は小さいころ、アスペ父に散々暴言を吐かれて、豚、馬鹿、あほ、汚いと散々罵られて育ったので、

息子には絶対バカとかは、言うまいと誓った。が、ちびまる子ちゃんのアニメが好きで、

動画で見せてると、ちび丸この家では、バカ!が、普通に使われている。。

なので、バカ!は、しっかり身についてしまい。

Idiotは、息子の父親がよく使うので、仕方がない。

 

にょきにょきと身長が伸び、パジャマがもう小さくなってしまって、

結構大きくなった息子、ニコっと笑、天女のような舞を舞いながら、

I love you.と感情をこめて抱き着いてくれるので、最初は?何?と引いたけれど、

本気で、甘えてハグしてくれるので、

これはいい兆候だと、思う。

 

愛されるようなことはしてないので、たぶん、宿題を無理やりさせなくなったのがよかったのかも。