ホリデーに行って、初めてリラックスという状態を体感した。
時間に追われない、やることも特になしというのを1週間やっただけで、
これほど体が楽になるなんてすごい。
今回のホリデー、私が行きたかったわけでもなく、息子の父親がここに行きたいという提案に、
手配を私がすることで可能になった。
ギリシャのコッフォニシア島は、素晴らしかった。
パン屋さんが1軒。レストラン、宿泊施設、スパーマーケット、お店、カフェが少しあって、公園が二つ。学校。
ビーチ。
地元の人々は、昼間は店を閉め、夕方ごろから店を開ける。
平日は静か、週末は人口がぐっと増えた。
ビーチに寝転がる人の数も、増える。
砂風呂をしたくて、息子に埋めてもらう私。
皆知り合いの島民。
特に観光客に愛想もふらないし、客引きもない。
ただ、いつも通りじっと座って、近所さんとおしゃべりしてるおばちゃんたち。
暑いのに、何故か黒衣服を着て。
ビーチから町に戻る船を待つ観光客と息子。
子どもは宝のような存在。
ビーチの送迎船も無料、パン屋さんでは、いつもおまけを息子にくれる。
息子が泣いてると、お菓子もって伺いに来る。
親は、日本のようにほって子どもだけで遊ぶ。
イギリスの習慣に慣れてる私は、どうしても子どもだけで遊ばせるのに抵抗があった。
なので隅で遊ぶのを見たり、近くをぶらぶらした。
おかげで子どもの名前も覚えて、
最後にはギリシャのこどものお小遣い、水のの管理人役になった。
息子は金曜日に、公園に行くと、
地元の子どもがいっぱい遊んでいて、言葉は通じないものの、
プロドリスくんと約束をして、毎日帰るまでの3日間、6時に待ち合わせをして3時間ずっと公園やら町の中でギリシャの子どもと遊びまわった。
夕食はいつ食べるの?というぐらい、遅くまで遊ぶ。
イギリスの子どもと違って生き生きしている。
多分彼らは時間にせかされたり、おけいこ事のスケジュールもない。
なんていい環境だ。
岩の上には、なんと塩の結晶が集まっていて、
三人で、塩の収穫。
紙袋にたくさん入れてイギリスに持ち帰った。
まろやかな天然塩。
水がきれいだし、ごみも落ちてない。
なので、なめてみて、塩と私が一番大喜び。
息子も、塩はこうやってとれるのか、と学べた。