やった!ついにコース最後の筆記の課題を提出。
残るは、合宿でのあそびについてのプレゼンのみ。。
頑張った。もうこれからは眠れる!嬉しい。
本当に眠れないというのは家族にとっても迷惑かけた。
眠れないからイライラ、家事もコースワークで最低限。
もちろん食事も手抜き。
これからは、またつぶつぶを作ろう。
今、ぬか漬けにはまっている。
キムチもいいけど、
昨日何か食べたのが悪かったのか、私も息子も腹痛。
学校からの連絡も携帯充電中で、知らずに迎えに行ったら先生に声をかけられびっくり。
ランチも食べられずしばらく横たわっていた模様。
ごめん息子よ。
私も午後からこの腹痛で転がっていた。
話はずれたけれど、最後の課題は、幼児教育の理論とアプローチ。
ピアジェ、ビゴツキー、フローベル、レッジオエミリア、そしてシュタイナーとピックラーの比較。
今のイギリスの幼児教育EYFSは、いろんな理論を取り入れているけれど、
特にビゴツキーの理論がもてはやされている感じがする。
子どもの今ある能力を最大に生かすために、大人やその子より能力のある人が、
サポートしてまで、
子どもが自分一人でできるそれより上のレベルの学びをおしすすめる。
と悪意のある書き方になってしまうけど、
これをイギリスの小さな子どもたちは、
3さい4さいで当たり前のように文字を教え込まれたり書くことを奨励されている。
鉛筆もまだしっかり持てないのに、4歳から学校に行かなければいけないから、
子どもの発達まるきり無視して早め早めに教育していく。。。
そして、遊ぶ時間も減っていく。
息子は、文字を書くプリントを持ってきた。
書いてないとこがあったので、書くように聞くと。
「もう文字書いたりするのはもう一杯やったから、もうやりたくないんだよ!」
といったのを聞いて驚いた。
息子は以前嬉々として、文字の練習をレセプションでやったから、
好きなのかと思ったけれど、やっぱりそうじゃなかった。
Y1になってから、意識して学校から戻ると、しばらく家の中で、
レゴやら、シールはり、塗り絵をして落ち着くと、外に連れ出して、
ボールをけったり、かくれんぼ、ビーチを散歩、どんぐりやコンカーを拾いにつれていく。
今日は、ハロウィーンの魔女のほうきを竹を息子にきらせて、
穂先は干したコリアンダーの枝で私がぐるぐる巻いてつくった。
また話がそれてしまった。
いろんな理論やアプローチを学んで思ったのは、
シュタイナーもいいけど、私にはフローベルのアプローチが一番しっくりする。
そして、今はやりのレッジオも楽しそうでいい。ただし、問題解決のための遊びやゴールの決まっている遊びは、つまらない。
イーストボーンにあるある小学校は、鉄器時代の村の跡がある敷地を借り切って、
そこにカラぶき屋根の小屋を建てたり、水牛をかって、狩り、野外炊飯なんでもあり。
しかもTESのスピーチを見て、笑えるのが考え方がニューエージでヒッピーポイ校長先生。
宇宙からのサポートが、なんて小学校の校長先生の口から出るとは。。
この先生しかも計画は立てない。
インスピレーションや、目の前にある機会を使うのが非常にうまい。
そしてそれをサポートする人が寄ってくるらしい。笑
こういう先生こそこどものインスピレーションになる。
本当に素敵すぎる。いい加減だけどそれがうまくいく。
やりたことを腹いっぱいやりまくるこの度胸。
わたしもここまで思い切ったことはやらないけど、
こういうやりたいことをどんどんやれる人間になりたい。
そのためにも遊びの経験はすごく大切だと思う。
一部のシュタイナーやフローベルの賛同者が、声を上げても、
なかなか教育システムは変わっていかないけれど、
教育者が、できる範囲でいくらでも変えられる気がする。
この先生みたいに。