私が、ガン告知されたのは、今年の夏の終わりだった。

2016年8月31日だった。
胆嚢ガン、ステージⅣで、既に肝臓浸潤、内横隔膜にも播種。腹筋転移。
手術出来ない状況であり、今の医学では、完治出来ず、延命治療と言われた。
余命半年から一年。
今の医学での現実を突きつけられた。

しかし、私の心の中では不安はなかった。
医者の立場ならば、そう言うしかないだろう。保険適用内での治療の今の国においての現実だからだ。

娘の時は、又別だった。保険適用内での治療だった。それでも、娘が運ばれたあの時の医者からの言葉は、私以上だった。
全身転移していた娘は、この一週間が山と言われたからだ。
そこからの出発だったからだ。
でも薬漬け(抗ガン剤)や輸血の繰返しの中で…外泊毎に、雪山や海辺に連れて行った。型破りな行動に見えたかも知れないが、娘はみるみる生命力が旺盛になっていった。自然治癒力が、ナチュラルキラー細胞の活性が増していったと思う。

このナチュラルキラー細胞こそが、有益であり、抗ガン剤治療では、ガン細胞や良い細胞を選択出来ず、全てを叩き潰す。
いずれ、ガン細胞は賢く成長し、抗ガン剤では治る事は出来なくなり、良い細胞は
すっかり衰えて、戦う力さえなくなっている。

私は、延命治療、緩和治療で終えるのではなくて、免疫療法治療に切り換えた。
大阪にあるクリックである。

免疫療法治療をし、数日入院すれば
自宅にて、療養していき、繰り返していく。暫く高熱が続く。まるで風邪の症状みたいに。この時に私の体の指令隊が、異変に気づき、働きかけを始める。
実際に、私の体内で、ガン細胞をガンだと認識していないから、攻撃をしていないらしい。ガン細胞が、ガンの顔をしていないようにしているらしい。

免疫療法を重ねながら、自分の中で、ナチュラルキラー細胞が働くように持っていくのだ。先進国アメリカでは、医学が進み、実際にどんどん実施されているらしい。

先日、日経新聞では、ガンが治せる時代が
10年後にはあるだろうと、書かれていた。

今ガンで戦っている人に、なんの慰めにもならないと思った。

日本が、躊躇しすぎて、決断力に欠けていると思う。

私は、最新の免疫療法で、何とか勝ち抜きたいと思っている。

そして、病院漬けの生活から、人らしい生活をしていく中で、娘が外泊の度に活性化したように、私も五感を感じていきたいと
思う。

体で、心で。
治った人がいないと今の医学で言うならば
私が第一人者になる‼ そんな強気で。

そして、私の後に、、ドンドン繋がるように。

人は幸せになるために…生まれてきたんだから‼