10/9鑑賞

ハロウィンが近いからかな？アマプラで見かけて、何気なく鑑賞した。

私はこの映画、結構好き。ダークファンタジーって感じだった。

思ったより評価が低いからざっとレビューを読んでみたら、ホラーだと思って観た方が肩透かしを食らって☆3以下の点をつけている印象を受けた。

いじめの描写はすごく嫌だったけど、雰囲気も描写も登場人物もストーリーも良かった。

「ウソだよ」って起き上がった時、「いやどう考えても…」って思うし、やっぱり思った通りなんだけど、だからこそ雰囲気や描写がワクワクするし、会話が切なくてグッと来た。

高校生のこの時期って、本当に難しいよねぇ。

子供の頃のような楽しさ純粋さからはだいぶ離れて、本音で接するのが恥ずかしくて、時には本心に目を瞑りながら同調圧力の中で生きて、やってみたいことと現実の狭間で揺れ動いて。

そんな難しい高校生の今、ジョナと子供の頃遊んだように時間を共にしている内に、蓋をしていた自分の本音や本心が少しずつ表面化していくコーリーの様がすごく良かった。

もしジョナとずっと仲良くいられてたら、良い影響を与え合えた素敵な関係だったんだろうなと思うと、胸が痛む。

だけど、友達関係ってすれ違いも多々起きるし、個性が確立していく内になんとなく違うグループに属していったりすることもあるもんね。

そういう切なさを思い出した。

不良リーダーくんとのベンチのシーンは、グッときた。心と心を通わせるってこういうことを言うんだろうなって思った。

良い映画だった。

[映画1505]シークレット・オブ・ハロウィン