長く続けた【ニュージーランド旅行記】は、この二回目でおしまいです。
楽しかった部分と辛かった思い出もありましたが、今となってはって感じですね。

あれから20年経って、僕自身も変わったし、ニュージーランドもすごく変わったと思います。

またいつか、今度は子供たちが大きくなった時に一緒に行って、その当時の話をしてみたいですね。
尤も、その頃に子供たちが僕の話を聴いてくれるかが一番のポイントになるでしょうね(笑)

すごく間の開いたあとがきになってしまいましたが、最期まで読んで下さった方に感謝です。

また思い出した事があれば不定期で書くかも知れませんが、ひとまずは【ニュージーランド編】終了って事で!

次からは【中国編】が始まるかも?(笑)

またよろしくです!
大きな荷物を抱えて入国手続きはかなりしんどい。

「あ!」
関空から家までをどうやって帰るかと考えていた事に一つの名案が!
出発前まで僕が働いていたバイト先の土産物屋が、週に3度、関空に納品に来るのです。
「それに乗せて帰ってもらおう!」
なんという自分勝手な名案!(笑)

早速8時半の始業を待って電話しました。

「すいません、もっちいですけど、今日って関空納品あります?」

「有るけど…どないしたん?」

「いやあ、今帰ってきたんで、関空から乗せてもらおうかなと思って…」
「別にかまへんけど、納品は午後やで」
「待ちます!」

って事になり、荷物をカートに乗せたままぼんやり人の流れを眺めたり、お腹空いたら何か食べたりと、持て余している時間も母国という安心感からゆるゆるでだらだらしてました(笑)

数時間のち、見覚えのある台車に見覚えのある箱を大量に積んだ元上司と合流でき、自宅まで送ってもらいました。

一応会社まででいいですよと言ったのですが、あまりの荷物の多さに気の毒に思ってもらえたのか、「かまへん」の一言で甘えさせていただきました。

帰ってからは疲れて直ぐに眠ってしまうかと思ったのですが、興奮状態だったのか眠れずにしばらくテレビをぼんやり眺めていたのを覚えてます。

こうして僕の2回目のニュージーランド旅行はいろいろ有りましたが、無事に帰って来る事が出来ました。
が、残念な事が多かったのも事実です。
前回のホストファミリーが引っ越していて会えなかった事。
新しいホストファミリーとは最期まで気持ちを通わせる事が出来なかった事。
中途半端な状態で日本に帰らないといけなかった事など。

それでも僕にとってマイナスになった部分はなく、次がもしあればこうしよう!と思えるし、誰かに聞かれた時により的確な答えが出せるなと、良いように考えて終わりました。

尚、前回の反省から自転車を持ち込んで、毎日走っていた効果で、出発前よりも体重もウエスト周りも下がっていました!(笑)

健康健康!


【おしまい】
シンガポールの滞在は短く、満足っていうにはほど遠いものになってしまいました。

急遽予定を変更して日本に帰る事になってしまい、ニュージーランドで知り合い、このシンガポールで待ち合わせした『シン』とも会えず。
インドネシアのボロブドゥールに行ってみたいとの思いも叶わずという事で旅は終わりました。

尤も、この直後にインドネシア付近一帯で地震があり、もしかしたらそれに巻き込まれてたかもしれなかったので、予定変更はむしろ良かったのかも知れません。

今考えたらシンガポールでももっと外れの下町とかに行きたかったですね。だったらもっとアジアを感じられたかも知れません。

まあそもそもそんな所に外国人旅行者を受け入れる様なとが有るのかはしりませんが…

いよいよ日本に帰国する事になりました。

バスに乗り、空港へ。
預けていた自転車を受け取ったら驚く程の大荷物。
「こんなに荷物って多かったかな?」

改めて自分の荷物に悩む。
これを関空から家まで運ばなくてはならないのです。当然関空に向かう時にも自転車と大きな荷物を持っていたのだから、問題ないはずなのですがね(笑)

「飛行機が飛んでる間に何か考えないと!」
不純な思いを抱きながらの出発。

今回のフライトはシンガポールから日本の関空という事だったので、機内アナウンスに日本語も入って気持ちが楽になりました。

今回僕の席は通路側。
窓の外は見えないけれど、トイレに行く時「すみません」と言わなくて良いんですね。
って事で、ビールを注文しまくってやりました。
はじめの内はピーナッツ等も一緒に持ってきてくれてましたが、最後は呼んでも来てくれなくなり、『独り酒宴』は終了(笑)


一眠りの後、いよいよ関空到着。

さあ、帰国します。


【続く】
セントーサ島はシンガポールの一番南側に有るのですが、今度は北側、マレーシアとの国境に行ってみました。

都合により、急遽日本に帰らなくてはならなくなった為、その前に一度渡ってみたかったのです。

普通の乗り合いバスで国境を越えるという、日本でもニュージーランドでも、オーストラリアでも経験出来ない事ですからね。

驚いたのはマレーシアからの入国者が物凄く多い事。
彼らは毎日シンガポールに仕事しに通っているんですね。
シンガポールの方が給料がいいからでしょう。

なので沢山の人が毎朝バスでシンガポールに通い、夕方帰って行きます。
それでも国境を越えるので、当然パスポートを使うのですが、あまりにも毎日の事だからみんな白紙のページがなく、税関の人も少しでも白い所を見つけてはそこに“ポン”っとスタンプします。
だからそれらのマレーシア人のパスポートは真っ青に染まってました。

一方の外国人ラインはというと、一台のバスに数人乗って来るかという程度なので、係員も暇そうで、かといってカバンをとことん調べ上げる事もないという、簡単なものでした。

『これは、簡単に密輸出来るやん!』

って位の国境でした(笑)

僕が通った時間が忙しい時間だったのかも知れませんが、ひっきりなしにやって来るバスにぎゅうぎゅう詰めのマレーシア人が乗っている為、手続きが済んだ人から止まっているバスに乗り込みます。
それまで乗っていたバスとは限りません。

ですが、みんな一刻も早く帰りたいのかまたもぎゅうぎゅう詰め。

そうしてバスはマレーシアへと入って行きます。
国境の街はサッカーの予選で有名になった『ジョホールバル』です。

僕は単に“国境を越えてみたかっただけ”なので、ここより奧には行かなかったのですが、漢民族が多いシンガポールと全く違った雰囲気と人々は見るだけでも価値があったと思います。

明らかに違う顔立ちの男性。
目元以外を隠したカラフルな装いの女性。

異国!
これまでに訪れた、そんなに多くない国々とは全く違った異国情緒に満ちた雰囲気。
や~…もっとゆっくりしていたかったなあ。

記念品のような意味合いで両替所でマレーシアのお金を手に入れて、トンボ帰りでシンガポールへ。

という訳で、僕のパスポートにはマレーシアの入国と出国のスタンプは有りますが、思い出など何もない国になりました。

【続く】

セントーサ島という、マーライオンからさらに南側にある小さな島がリゾート地として開発されてます。

何もする事がない僕は、何かのパンフレットを見てちょっと覗いてみようと行ってみる事にしました。徒歩で。

そこへ行くまでの道のりが何もないので余計に疲れてしまいました。

綺麗に舗装され周りにはビルが建ち並んだ所を歩くのですが、殆ど人通りも無く、車もそんなに通らない。

なんでこんな所を通らなきゃ行けないの?

これを読んで下さってる方で、シンガポールのセントーサ島に行く予定を立ててる方は歩いて行こうとは考えない方がいいです。

今は少しは変わってるかも知れませんがね。


そのセントーサ島ですが、これまたこれという視るべき物は無いです。
ただ、やはりアジアの、それも中国系の人々の造ったものらしく、第二次大戦を扱った場所があります。

詳しくは書きませんが、やっぱりなと言うのが感想です。

みんなが楽しむ為のリゾート地になんであんな物があるのやら…

調べてみた所、現在ではユニバーサルスタジオが出来てたり、開発が進んでる様でした。
もしかしたら面白い所になっているかも知れません。


このころ、ちょっとしたトラブルがあり、僕は日本に帰らないとならなくなりました。

ニュージーランドで知り合ってここ、シンガポールで落ち合う事になっている日本人“シン”との待ち合わせに行けなくなってしまいました。

かといって直接連絡する手立てが無かったので、教えてもらっていた彼の実家に電話をかけ、その事を伝えたのですが…

まあ、それまでには伝わらないだろうなとの予想通り、その後彼からの連絡は有りませんでした。
怒ってるかなぁ…怒ってるよなぁ…

ごめんね!シン!


【続く】