暑さ寒さも彼岸まで。
だんだんと夏が終わりに近づいています。
去年とは違って、全然夏らしいことをせずひっそりと終わりそうな今年。
去年はオーストラリアにいて、南半球の夏を満喫していました。
夏は恋の季節なんて嘘だろ、と鼻で笑っていた私が、恥ずかしながら見事に恋をしていました。
昼間からお酒を飲んで酔っ払ったり、酔ったまま映画に行ったり、海に行ったり、
砂浜に寝転がって星を見たり、今思えば本当に映画みたいだったな。
相手に日本で待ってる彼女がいるっていうのも。
いや、これはベタすぎて映画にもならなんな。
夢みたいに楽しかったけど、夢はいつか醒める。
かんかんに日が照って、真っ青な青空に白く大きい雲がかかるような日は、
あの日々を思い出して切なくなる。
「好き」って言ったからとか、駆け引きとか、仕方がないとか、逃げてるとか、
便利だからだとか、ほんとうに好きだったとか、損得とか、いろいろ。
恋愛経験豊富な友達からみたら全然なってなくて、手の内みえみえで負けまくってたとしても、
自分のやり方でやるしかないんだと思う。
滑稽でも、傷ついても、最終的に自分で決めることが大切なんだと思う。
