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収支予測を見て太郎さんはすっかり元気がなくなりました。
でも、2月には3名が退去しても幸い繁忙期に入るので、太郎さはすぐに新しい入居者が現れるかもしれないと考えることにしました。
ある日、郎さんは週末に定期巡回の為にアパートに行きました。
そして集合ポストにチラシがはみ出しているのを発見しました。
このエリアにはあまりポスティングが投函されませんので、珍しいことです。
でも、こんなのを放置してはいけません。
太郎さんはチラシを引き抜き、中身を確認しました。
そのチラシはシマシマハウスからのものでした。
それによると来年1月から2月までのキャンペーンとして家賃を1年間3割引きの5万5千円。最初の一か月はフリーレント(無料家賃)との内容でした。
まるで契約更新を控えている時期を見越したような営業攻勢です。
太郎さんはびっくり。
そう言えば隣のシマシマハウスは20部屋もあるけど空室が目立っていました。
昔会ったあの横柄なオーナー夫妻の顔が目に浮かびました。
でも、こんなに家賃を値下げされたら太郎さんのアパートは太刀打ちできません。
かといって対抗値下げしたら赤字になることは容易に想像できます。
帰りに白鳥礼子さんのところにより、このチラシを見せました。
「あんれー、何だねこの家賃は!」白鳥礼子さんもびっくりしました。
「これってオーナーは儲からないですね。どうしてこんな安く出来るんでしょうか」
「そりゃなあ、大家さんは家賃保証があるので家賃を幾ら下げても関係ないだっぺ」
「そうなのかあ。でもこのままじゃ赤字ですよね」
「んだんだ。当面は赤字だがシマシマハウスは2年ごとの契約改訂時期に保証家賃を下げるだっぺ。その時に大家さんが初めて気が付くだんべえ」
「そんなからくりがあるのか!」
太郎さんは一括借り上げの仕組みに潜むリスクを知り呆然となりました。
「でも、そんなことで家賃を勝手に値下げされたら僕のアパートも下げざるを得なくなるなあ。今でも儲けが少ないのに、これだと赤字になっちゃう」
太郎さんは暗い気持ちで帰りの電車に乗り込んだのでした。
そして1週間後、タヌキメイトの蔵居さんから身の凍るような連絡が入りました。
それは。
つづく
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