■タイトル
唇を閉ざせ
■あらすじ
カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭の受賞作を中心に、各地の映画祭で話題になりながらも日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2011」にて上映。アレックス(フランソワ・クリューゼ)は妻マルゴ(マリー=ジョセ・クローズ)と訪れた湖畔で突然何者かに襲われ、湖に沈められる。奇跡的に助けられた彼だったが、マルゴはその後惨殺死体で発見される。しかし、8年後、マルゴを名乗る見知らぬメールがアレックスの元に届く。そして、そこには「このことは誰にも言わないで」という一言が…彼が、そのリンク先をクリックすると、その先に映っていたのは、少し歳を重ねたが、元気なマルゴの姿だった。アレックスは一人で、マルゴの居場所と殺人の裏に隠された秘密を求めて、調査を開始する。一方、その時、マルゴの死体が発見された場所から新たな死体が現われ、警察はアレックスを容疑者として追い始める。アレックスが真実に迫る時、マルゴの行方を追う別のグループが現われアレックスを拉致しようとする。果たして、誰が何のために、二人を追うのか?事件の裏側に隠された恐るべき真相とは? リュック・ベッソンがプロデュース。俳優ギョーム・カネの長編監督第3作で、2007年・第32回セザール賞で最優秀監督賞、男優賞を受賞。
■感想
巻き込まれ型サスペンス映画ヨーロッパ特有のダラダラな雰囲気はあるもののストーリーが進むにつれて惹きこまれました。死んだはずのマルゴが生きていた、何故マルゴは逃げなければいけないのか、何故監視されているのか、追うものは誰なのか、謎だらけで気になりまくりです。人によっては賛否両論あるかもしれませんが、カメラワークや演出もイケてました。演技も良く走ってる時に転んだ瞬間に思わず「痛っ!」と声を出してしまうコケっぷり。そして雇われた悪い人達のあの女性の印象が強すぎる。急所を鷲掴みする拷問や、撃たれても表情変えずに平然として歩き続ける姿がいいキャラを出していた。徐々に謎が解明されていき緊張感が増していく、ニ段階で攻めてくる結末、1度全ての真相が解けて、なるほどなーで終わる思いきや、さらに真相があったというオチ。とんでもねー親父だなと思っていたのが、一瞬にして印象が変わる結末は必見。これは面白かったです。ヨーロッパ映画特有のグダグダ感を乗り越えればかなり楽しめます。ハリウッドでリメイクもされるらしいので、この手の話や展開ならスピード感のあるハリウッドの方が期待できそうです。
■評価
★★★★☆
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