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■タイトル

J・エドガー


■あらすじ

FBIのジョン・エドガー・フーバー長官(レオナルド・ディカプリオ)は、人生の終盤に差し掛かり、部下に命じて回顧録を書き取らせる。記憶はFBI誕生以前へと遡り、彼の表の経歴が語られるとともに、その裏側の野望、企み、葛藤、苦悩が次第に明らかにされていく……。20世紀の半分を占めるおよそ50年もの間、アメリカで大統領さえも及ばない強大な権力を手にしていた男。そのたった一人の人間が、アメリカのあらゆる秘密を掌握し、国さえも動かしていたという事実。50年間に入れ替わった大統領は8人にのぼり、その誰もが彼を恐れた。それが、ジョン・エドガー・フーバーFBI初代長官である。20代でFBI前身組織の長となり、以後、文字通り死ぬまで長官であり続けた。今日では当たり前とされる科学捜査の基礎を確立し、犯罪者の指紋管理システムを作ったのも彼なら、FBIを子どもたちの憧れの的にまで押し上げたのも彼だった。紛れもない英雄であるにもかかわらず、彼には常に黒い疑惑やスキャンダラスな噂がつきまとった。やがて、国家を守るという絶対的な信念は、そのためになら法を曲げてかまわないというほど強く狂信的なものとなる。それゆえ彼は正義にもなり、悪にもなった。国を守るという大義名分のもと、大統領を始めとする要人たちの秘密を調べ上げ、その極秘ファイルをもとに彼が行った“正義”とは一体何だったのか?映画やコミックを使ってFBIの素晴らしき喧伝させる裏側で、彼は何を画策していたのか……?あきなく高みを目指した男の深い心の奥底が描かれる……。


■感想

FBIと言う組織を作ったフーバー長官の興味深い半生、人間ドラマ。難しい内容で、過去と現在が度々交差するのでかなり集中してみなければなりませんでした。メリハリが無くじっくり見るタイプなので途中だれてしまう部分がありますが、フーバー長官を演じるディカプリオや周りの役者がいい味を出していました。現在の方は特殊メイクで「老い」を表現しているのですが、見た目は十分に老人でも話し方や動きをうまく演技しているようで逆に違和感がありすぎて気になります。違う役者で現在と過去を分けた方がもう少しまともに見れるのではないかなと。権力行使、同性愛、マザコン、人の弱みに付け込んだ脅迫染みた手法、かなりギリギリな捜査、嘘で塗り固められた功績、FBIを作り上げそのトップとして君臨し続けた男の弱さや裏側の姿、事実とは異なる真実を見れたことは良かったなと思います。伝記物はその人に興味ない人が見ても面白いと言えるように作るべきだとは思いますが、一般的には大して見所も無くそこまで面白くないしむしろ退屈です。英雄と賞賛されるフーバー長官として、J・エドガーとして表の顔、裏の顔、何十年もの間、何人もの大統領に仕えてきた存在、何故権力を保つ事ができたのか等の真実、フーバー長官としてJ・エドガーとしての心理描写、伝えたい部分が2時間に要約されているので、アメリカの状況や歴史がわかればもっと楽しめる映画だと思います。


■評価

★★★☆☆


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