MOST VIEWED -119ページ目

MOST VIEWED

MOST VIEWED OFFICIAL BLOG

MOST VIEWED

■タイトル
告発


■あらすじ

30年代後半、サンフランシスコ。若きエリート弁護士ジェームズ・スタンフィル(クリスチャン・スレイター)の初仕事は、アルカトラズ刑務所内で起きた殺人事件だった。被告は25年の刑に服役中のヘンリー・ヤング(ケヴィン・ベーコン)という若い囚人だった。ジェームズの度重なる訪問に、ヘンリーは少しずつ心を開くが、事件のことには触れたがらない。だが、彼の発するわずかな言葉の端々から、刑務所内の実態が明らかにされていく。劣悪な環境や副刑務所長グレン(ゲイリー・オールドマン)の残忍な拷問に耐えきれず、脱獄を企てたヘンリーは、仲間の裏切りによって狭く、寒く、日も差さぬ地下牢に閉じ込められる。3年後、地獄のような日々から解放された彼は、裏切った仲間を見つけると、衝動的にスプーンで相手を殺したのだった。真相にジェームズは激しい憤りを感じ、彼を救うために勝つ望みのない裁判を戦い抜く決意をする。裁判が始まり、ジェームズはヘンリーの無罪を主張し、非人道的な刑務所の歳月がヘンリーに殺人を犯させたと、逆に刑務所を告発する。それはアメリカの司法制度、ひいては合衆国政府に対する挑戦だった。法廷は騒然となり、衝撃は瞬く間に全米に広がる。2人には様々な圧力や妨害が降りかかり、周囲の人々は彼らと関わるのを恐れた。有力な弁護士である兄バイロン(ブラッド・ダリフ)も例外でなく、事務所の同僚である恋人メアリー(エンベス・デイヴィッツ)ですらジェームズの元から去っていく。一方、ヘンリーとジェームズの間には、いつしか立場を越えた不思議な友情と強い絆が生まれていた。裁判は苦戦し、いよいよ最終公判。ジェームズは最後の手段として、ヘンリー自身を証人として召還した。だが、彼は意外にも裁判に勝ちたくないと言う。あの地獄のような日々に戻るくらいなら死刑の方を望む、と。裁判はジェームズとヘンリーが勝訴するが、ヘンリーはまもなく自殺した。この裁判をきっかけに刑務所内では様々な改革が行われ、やがて63年に完全閉鎖された。


■感想

あの有名なアルカトラズ刑務所が閉鎖されるきっかけになった問題を実話をベースに作られた作品。悲しい気持ちになります。虐待を受け精神に異常をきたし、さらには刑務所内で人を殺してしまった囚人。死刑を免れる為に正義の為に立ち向かうクリスチャン・スレーター演じる弁護士。この二人を軸に展開される物語。内容は重いですが、心に響く非常に素晴らしい作品だと思います。ケビンベーコン演じるヘンリーの演技がとても冴えていました。脱走犯として地下牢に閉じ込められ、光を見たのは3年間で30分のみ。こん棒で殴られたり階段から突き落とされたりアルカトラズで非人道的な虐待を受ければ誰だって精神はおかしくなる。想像しただけで暗所恐怖症&閉所恐怖症になりそうなくらいの壮絶さ、権力を振りかざし好き勝手思い通りにするアルカトラズ刑務所の副所長(ゲイリー・オールドマン)。5ドル盗んだだけで人間としての価値を奪われ虐待を受けた。それを味わった当人しかわからないヘンリーの台詞一つ一つから気持ちが伝わってきます。その描写からの法廷劇は感情を入れ込み、弁護士の熱弁に手に汗握る緊迫感、情熱の大切さを改めて認識しました。囚人の背景~ラストシーン、最初から最後まで重くシリアスで深く見入ることができ、内容も人間にとってとても大切なこと。汚い人間の愚かさ、理不尽さ、人間としての尊厳、、告発する行動や勇気、情熱、全てにおいて再認識できる映画だと思います。裁判でのヘンリーの涙に胸が苦しくなり、刑務所に戻ったヘンリーをまた地下牢に閉じ込めようとした副所長の目をしっかりと見つめ人間としての価値を感じ、勝利に誇っていた姿が素晴らしく思いました。二人でトランプのカードを飛ばすシーンは名場面。


■評価

★★★★★


■MOST VIEWED■
・ONLINESHOP
http://highstore.ocnk.net/
・BLOG
http://ameblo.jp/mostviewed/
・TWITTER
http://twitter.com/mostviewed2012