25日頃からUターンを始め、小笠原諸島近海を北東へ進んで、
台風10号は温低に
台風10号は31日00時に温帯低気圧になりました。[2016-08-31 00:46:18 更新]
日本付近で生まれた台風としては、観測史上記録的な「長寿」台風になりました。
台風１０号は発生から１１日と３時間台風として存在しました。
(これまでの長寿記録:)
1970年（昭和45年）8月の12号台風は、8月26日に発生し、9月4日に消滅。9日と6時間、台風として存在しました。
台風第10号 (ライオンロック)
平成28年08月30日00時40分 発表
大きさ-強さ強い存在地域八丈島の東約360km中心位置北緯 32度40分(32.7度)東経 143度35分(143.6度)進行方向、速さ北北東 20km/h(11kt)中心気圧960hPa中心付近の最大風速40m/s(75kt)最大瞬間風速55m/s(105kt)25m/s以上の暴風域東側 170km(90NM)西側 70km(40NM)15m/s以上の強風域南東側 560km(300NM)北西側 390km(210NM)
46年ぶり記録更新
台風10号「長寿」台風に
2016/08/29 05:07 ウェザーニュース
台風10号（ライオンロック）は、昨日28日(日)15時に、東海地方の南海上で大型で非常に強い台風に。さらに、日本付近で生まれた台風としては、観測史上記録的な「長寿」台風になりました。
1970年（昭和45年）8月の12号台風は、8月26日に発生し、9月4日に消滅。9日と6時間、台風として存在しました。
一方、今年の台風10号は、8月19日の21時に、関東の南東海上で発生し、南大東島の南海上まで異例の南下。
25日頃からUターンを始め、小笠原諸島近海を北東へ進んでいます。
※Webから
台風情報
台風10号は温低に
台風10号は31日00時に温帯低気圧になりました。[2016-08-31 00:46:18 更新]
気象庁の観測によりますと、大型の台風１０号は３０日午後６時前に岩手県大船渡市付近に上陸したあと北上を続け、３１日午前０時に北海道の西の海上で温帯低気圧に変わりました。
温帯低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込んでいるため、北海道には発達した雨雲がかかり、午前１時までの１時間には国土交通省が南富良野町に設置した雨量計で４２ミリの激しい雨を観測しました。また、気象庁のレーダーによる解析では、３０日午後１１時半までの１時間に、北海道の富良野市付近と南富良野町の東部付近、それに新得町の南部付近で、およそ９０ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。
北海道では２９日の降り始めからの雨量が、中札内村上札内で２７２．５ミリ、新得町で２２１．５ミリ、伊達市大滝で２０６ミリなどと、平年の８月１か月分を超える記録的な大雨となっています。
北海道と岩手県、青森県では洪水の危険性が高まり、川が増水して氾濫するおそれがある氾濫危険水位に達している地域があります。
また、北海道と岩手県ではこれまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
北海道では風の強い状態が続き、浦河町で３０日午後１０時すぎに３４．７メートル、札幌市で３１日午前０時すぎに２４．７メートルの最大瞬間風速を観測しました。
北日本では雨や風が非常に強い状態が続く見込みで、３１日明け方にかけて１時間に５０ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。３１日夜遅くまでに降る雨の量は北海道の多いところで１００ミリと予想されています。
北日本では３１日明け方にかけて暴風が吹き、最大風速は北海道で３０メートル、東北で２５メートル、最大瞬間風速は３５メートルから４５メートルに達すると予想されています。
また、北海道と東北では３１日昼すぎにかけて海上は大しけが続く見込みです。
気象庁は、川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、暴風や高波に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
2016年8月31日3:00
10号：2016年8月31日00時45分（日本時間）
10号
31日00時予報大きさ-強さ-台風の位置日本海緯度経度北緯：42度00分（42度）
東経：138度00分（138度）中心気圧976hPa予想進路北西 75km/h最大風速m/s最大瞬間風速m/s強風域-暴風警戒域-
※一部Web等から
2017年台風5号長寿記録3位(1951年～2017年8月)