今年春、還暦を迎えるにあたって、50代後半は60歳からの自分をイメージしてきた

 

そうして、これまで二の足を踏んでいた分野に踏み込む決心を固め、

タイミングよく開講される講座に通うことにし、

初日、そこで「先生」に出会った

 

私は、「先生」に一目で魅了された目

そのときは、ただただ目で追ってしまう自分が恥ずかしくて、

理由すら思い当たらなかったけれど、今ならわかる

 

「先生」は、人に見られる振る舞いが身についていた

一挙手一投足が、まるで型があるような品の良さ

 

だから、どうしても「先生」を見てしまうし目が離せなかった目

 

そんな私が気になったのだろう

「先生」は他の方々よりこまめに声をかけてくださるようになっていた

 

後々、「mossmoss8260さんとこうなるとは思わなかったなぁ」と、

笑いながら私の顔を覗き込んでは、言われる機会があったけれど、

私にしてみれば、「そうかなぁ、必然だったのでは?」なんて思っても

言葉にはしていないし出来なかった

 

だって「先生」とデートをするようになって、

20歳も年下の私にやすやすとわかる相手ではないと、

思い知らされることになったのだから目