大量輸送や大量対応が過去の王道戦略でしたが、ボーッとした政府の政策推進で人口猿滑り化の日本では、王道推進ならアジアやアフリカ、インドでと。ならば、華人の国のようにしっかり日本に利益を持ち帰るルールと価値観へと切り替えるべきでしょう。

 

で、気になる鉄道会社の今後です。

当面の影響は無いでしょうが、ゆでガエル理論の如く、方針転換がなければ厳しさは増すばかりと感じています。

 

そこで、地元沿線に頼らず、日本各地へと輪を広げている東急と未開発エリアがまだまだある出遅れJR西日本を事業セグメントでどんな状況なのかを比較してみたいと思いました。どちらもほぼ1兆円収益企業です。

鉄道会社の収益事業は、1️⃣交通・運輸事業 2️⃣不動産事業 3️⃣流通・商業事業 4️⃣ホテル事業 が主なものでしょうか。

ホテルを不動産事業に組み込んでいる会社もありますが、別に括ってみます。

ちょうど、2023年3月期の集計がそろそろ出始める頃なので、予測段階ですが、表とグラフにしてみました。

東急は、過去ブログでも触れましたが東急不動産と鉄道を分離して、不動産強化を打ち出していました。

次の東急百貨店本店の建替え後にどうなるかも気になるところです。

今年を初年度とする三カ年計画が発表されましたが、どうも過渡期なのかもう一つ見るべき箇所がありませんでした。

強いていえば、海外強化が課題という点くらい。他は、過去に進めてきた途中経過状態にあるとしか・・・

https://ir.tokyu.co.jp/ja/ir/management/midplan/main/04/teaserItems1/00/linkList/0/link/Medium-term%20Management%20Plan_j2.pdf

 

 

一方のJR西日本では、沿線の核となる駅の強化が目立ちます。既に、主な駅は完了していますので、その肉付けが目立ちます。

https://www.westjr.co.jp/company/info/plan/pdf/plan_2025.pdf

経営資源(土地)を持ってる会社は言い方が悪いですが、いいですね、楽で・・・

 

勿論、新たな事業の創出にも力をいれるようですが、よく見えません。具体的なところまで行っていないのでしょう。

あちこちに手を出していこう、コラボで・・・といった感じです。

 

そうは行っても大阪駅周辺とか広島駅ビルとか三ノ宮駅ビルなど開発途上物件が多数ありますから当面は忙しいでしょう。