とうとう私の番が回ってきました!
不機嫌そうな審査官の前まで
ひきつった笑顔の私が歩み寄ります。
「イギリスに来た目的は?」
彼が、本当にそう言ったのか
自信のなかった私だったけど、
入学証明書を見せながら
身振り手振りで、やりとりが続きます。
私は、代理店の方から
アドバイスを頂いていたから、
書類も十分で、
問題なく「学生ビザ」を獲得しました。
この審査官たちの目的は、
日本と同じように、
不法入国者を見極める事。
不法に長期滞在しないか、
不法に働かないか、
イギリスのカウンシルハウス
に住み、失業保険等を受給
しないかなど・・・
イギリスはとくに移民の多い国。
とくに、貧しい国からの入国は、
かなり厳しいそうです。
それに比べ、日本人は、
比較的、優遇されています。
が、現在の不景気、今では
大変厳しいものになっていると
思います。
無事、イギリスに入国した私は、
また、他の人の流れに沿って、
荷物の引渡し場所まで歩きます。
無事、荷物を引き取り、
空港の待合室まで出ます。
そこでは、予めアレンジしておいた、
タクシーの運転手さんを探します。
また、空港の待合場所の広い事っ!
私以外にも、同じような状況の人がいるのか
色んな所に、看板を掲げた人が
数十人と立っています。
私もキョロキョロしながら、
広い待合場所をひたすら歩き続けます。
そしてやっとの事、
私の名前を発見ました!
そこには、優しそうなオジサンが立っていて、
すぐに、私のスーツケースを抱えてくれ
一緒にタクシーまで、歩きます。
「イヤー、長旅だったね。疲れただろ?」
「どこから来たの~?」
そのオジサンは、一生懸命
私に話しかけていてくれてたけど、
疲労とストレスで、フラフラの私、
何を話したのか、
全く、記憶に残っていません。
そして、タクシーで約3時間。
夜の高速を、
ケンブリッジのホストファミリーまで、
車は走り続けます。
つづく