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父が下咽頭がんステージ4

74歳の父親が2023年1月に下咽頭がんステージ4を告知されました。

少し嫌がる父を乗せて夕方6時。


耳鼻咽喉科にむかいました。


一緒についていくと言っても1人でいけると言う父。


仕方なく、近くのショッピングセンターに
車をとめて待つことに。

その時はまだそこまで大変な事態に

なっているとは思わず
新しく薬を貰えれば良くなるだろうと思って

一緒に行っていた次女と
ショッピングモールを見ながら
美味しい物でも買っていこうか。と
楽しい気分で過ごしていました。



しばらくすると。
 


向こうから歩いてくる父の姿が見えました。

表情は暗く、手に封筒を持って。



「鼻からカメラを入れた。紹介状をかいてもらったから週明けに総合病院に行くわ。」


その時の様子は1年たった今も
忘れられない光景になりました。


しかし、まだこの時は不安もありましたが
何か炎症や膿ではないかと思い
命を脅かすほどの病気ではないと
思っていました。


多くの人が思う
まさか自分の大切な人が癌になるなんて‥‥
の気持ちが強かったのだと思います。


そして、このとき父がかいてもらった紹介先を

総合病院にしたことを後々

後悔することになりました。



総合病院とほぼ同じ距離にある

大学病院に紹介状を書いて貰っていれば

もっと早く手術が受けれたかもしれません。



あの時は手術まで1分1秒でも争う気持ち

でしたので悔やむ気持ちが強かったです。