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父が下咽頭がんステージ4

74歳の父親が2023年1月に下咽頭がんステージ4を告知されました。

長い長い週末を過ごし

やっと総合病院の受診日がきました。



私の仕事が休みだったため
朝一番に実家に車で向かい付き添うつもり
だったのですが


父が頑なに1人で行くと。


「何かあった連絡するから」と言って


自転車で近所の総合病院に向かいました。



母と上の空の世間話をしながら
長い長い待ち時間。


LINEを送ると言っていたのに
なんの連絡も来ません。
暗い影が見えたような気がしました。

ようやく父から連絡が


「帰ってから話す」


もう結果は見えた気がしましたが
まだこの段階でも半々の気持ちで
待っていました。


ようやく父が帰ってきて
いつも通りリビングのドアが空き
開口一番


「最悪や。癌やった。」


この瞬間、涙が込み上げてきて
嗚咽を出して泣きました。


父もそれにつられ泣きました。


後々考えると私が堪えてあげなくては

いけなかったな。と思っていますが


小さい頃から可愛がってくれた
父の命が脅かされている現実が
とてつもなく辛かったです。


ここから、自分の生活をまわしながら
父中心の生活が始まりました。


不安がいっぱいで

辛い辛い日々です。


⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
現在、喉を全摘して話すことはできない
ですが、穏やかに過ごせています。

私もこんな穏やかな気持ちになれる日が
きました。