第60回模擬裁判――早稲田大学民法研究会

第60回模擬裁判――早稲田大学民法研究会

第60回模擬裁判――早稲田大学民法研究会のブログへようこそ!
民法研究会は、法学会公式行事である模擬裁判を担当します。こちらのブログでは、2014年12月2日に行われる模擬裁判で扱う事案について関連のある記事とコメント・活動状況などを随時更新していきます!

Amebaでブログを始めよう!

広報班の中島です。

12月2日(火)に第60回模擬裁判が行われました!

1日は土砂降りの雨で心配していましたが、本番当日は快晴に恵まれ、会場が満席になるほど、大勢のお客さまが観に来てくれました。
ありがとうございました。

回収したアンケートの中の一部を抜粋し、以下に掲載いたします!


質問:今回の事案で、どちらに胡桃の親権が与えられるべきだと思いましたか。

1.鍵谷夫妻(原告)と回答した人

・すでに胡桃が8ヶ月になっており、八王子夫婦のもとで過ごしているとはいえ、血縁関係のある鍵谷夫婦のもとに引き取られることが妥当であると思ったから。
・受精卵はもともと原告側のものに違いないと思ったから。

2.八王子夫妻(被告)と回答した人

・民法は血縁上の親子関係と法的な親子関係が必ずしも一致する必要がない趣旨の規定を設けていることと、すでに胡桃が八王子夫婦と皐と暮らしており、一定の親子関係、姉妹関係が確立していることから。
・彼らにとっても不本意な取り違えだったと思うし、現在の日本の分娩主義に則るべきだと思うから。
・分娩の事実は絶対だと思うし、また血縁の事実も形式的には大事だと思うが、実質的な親子関係が優先すると思うから。


質問:今回のテーマ「受精卵の取り違え」についてどう思われましたか。

・以前から興味深い内容だと思っていたので、こういった事例はとても判決が気になった。
・最近よく話題になっているから。
・今後増える可能性が高い事案であり、現民法と現実のギャップがよく表現されているため。
・自身も将来同じ問題に直面する可能性がないとは言えないから。




今回は、福山雅治さん主演で映画化された「そして父になる」でも扱われた「取り違え」に注目し、特に「受精卵の取り違え」という問題について考えていきました。


みなさんは、今回の判決にどのような感想を持ちましたでしょうか。


難しいテーマではありましたが、「今日の技術の発展から生じてきた問題であり、今後増える可能性が高い事案である。また、現民法と現実のギャップがよく表現されていたため、おもしろかった。」等のお言葉をいただくことができました。



重ねてになりますが、関わってくださった、興味をもってくださった、全ての方々に感謝致します!

本当にありがとうございました。

ポスター