何かおかしい 第3話 考察ブログ
「何かおかしい」は5/31から始まったばかりのホラーテイストな深夜ドラマで、インターネットで活躍中のホラー作家「雨穴」氏が脚本を手掛けているようです。(youtubeにて1,2,3話が無料公開されているので、見逃した方、3話が見たい方はぜひ!!)
SNSで考察するのはネタバレ的に忍びなかったので、ブログを書くことにしました。
ともあれ現状考察されている方があまりに少なく、他の方々の考察を全く参考にできていません。新しい発見やご意見がありましたら、ぜひコメントお願いします。飛んで行きますので。
※注 この考察は第3話を全て見たことを前提に話しています、ネタバレにはご注意を。
考察の前に重要な事
1.かなりヒントが少ないので「〜でないとなり得ない状況」や「〜でないとできない選択」という状況証拠を多用します。もちろん本当の真相は全く違っていて、私が的外れな可能性も十分にあります。このブログはとりあえず自分の考察を述べて、それに対する皆様の反応や意見を集める目的で作成しました。
2.私は物語の中の会話には嘘があってもおかしくないと思っていますが、「雨穴氏の言ったことは絶対に真実」であるという持論を基に考察しています。恐らくどの回でもそうですが、この「雨穴氏の言ったこと」と様々な方向から辻褄を合わせることが、このドラマ考察の答え合わせになるのではないかと考えています。(もちろん雨穴氏が嘘を言っている可能性も十分にあります)
考察
1話、2話はとてもわかりやすい結末でした(ある程度明言されていない隠れた意味合いはあるものの)が、第3話はあまりに謎が多すぎるせいで(しかも説明が浅い)Youtubeのコメント欄では「結局どういうことだったんだ」という方だらけでした。私もその一人です。まずは、コメント欄で多かった謎は主にこれです。
「ケンタケンタ=マンモス であるなら、なぜマンモスは「ケンタケンタ置き去り計画」を聞いてまんまと罠にかかったのか?」
「マンモスは置き去りにされた時に携帯を取られたのに、どうやって音声を取って生還したのか?」
「山中で見つかった若い女性の身元不明遺体は誰なのか?」
「身元不明遺体は、今回の話とは無関係なのか?」
まずは根っこの謎である「身元不明遺体の関連性」から。この遺体のニュースを見るに、被害者は携帯、身分証明書を持っておらず、遭難して滑落したとのこと。この時点でおかしいですね。お話に出てくるSNSでも、ぷぷたんが「建物は知らないけど、遺体事件は知ってる」という意味深な事を言っているので、置き去り計画の被害者が身元不明遺体である可能性は限りなく高いと思います。それに雨穴作品でこれだけ条件の合った事件が、全く関連性の無い事件という真相は少し興が醒めます。
なら「この遺体は誰だったのか」は、私の考察ではこの遺体は「ケンタケンタだと思われていた者」だと考察しています。ケンタケンタは凸後にスレから姿を消しており、後々に様々な意味合いから、死んだのは「ケンタケンタ」であるのが一番都合が良くなります。(なぜ思われていた者と付け加えるのかは後ほど)また、ひな様が音声データの中で「そもそも、俺とお前が対等に口を聞けるわけないだろ」や「生意気なその口、塞いでやるよ」と言っているのは、日頃からスレで喧嘩をしていたケンタケンタに向けた言葉だと考えるとスッと意味が通ります。ターゲットがケンタケンタである事は間違いありません。
そこで一番多かった「ケンタケンタ=マンモス であるなら、なぜマンモスは「ケンタケンタ置き去り計画」を聞いてまんまと罠にかかったのか?」です。私はケンタケンタ置き去り計画を聞いた上で、マンモスが「罠にかからなければならなかった条件」という考え方で考察しました。
まず第一の条件は「マンモスは、自分も置き去り計画のターゲットに含まれているとは思わなかった」
ケンタケンタを置き去りのする計画の裏で、実はマンモスを置き去りにすることも計画されていた。マンモスは何らかの理由でケンタケンタをよく思っておらず、そこでひな様と共謀する事でケンタケンタを山に置き去りにしたが、後に自身も置き去りにされた。マンモスとケンタケンタは別人だったという説。
しかし、この説は矛盾があります。この説が正しければマンモスは10/8にケンタケンタと共に置き去りにされていなければならず、10/11にマンモスが「報告サンクスです」と投稿する事は不可能です。当初の考察では私はこの第一の条件から考察していましたが、上記の10/8の矛盾を解消できないことに加えて「ひな様は、マンモスとケンタケンタが同一人物である事を知らずに、マンモスにケンタケンタ置き去り計画を話した」という雨穴氏の解説によると、計画当日、つまり「14年前の時点でケンタケンタ=マンモスが成立しなければならない」ようなので「14年前はケンタケンタ≠マンモスである」事を前提としたこの第一の条件は破棄しました。
第二の条件は「ケンタケンタ置き去り計画を聞いたのは「A」だが、罠にハマったのは「B」だった」
Aとはオビナマスタジオにやってきた女性
Bとは遺体、すなわち「ケンタケンタだと思われていた者」を指します。
自分の置き去り計画を聞いたAは、自身の身代わりを作る為に「ケンタケンタだと思われていた者」を騙し、身代わりを作る事で自分を死んだことにした。
14年前、置き去り計画を聞くまでは「ケンタケンタ=マンモス」ですが、置き去り計画を聞いた後には「ケンタケンタ≠マンモス」という構造です。「14年前の計画を聞く前」「14年前の計画を聞いた後」「現代」と、時系列を3つに分けて、雨穴氏の解説との矛盾を回避しました。
→わかりやすく言い換えると、自分の置き去り計画を聞いたけンタケンタ=マンモスは、自身の身代わりを作る為に「ある女性」を騙し、代わりに死んでもらった
つまり、オビナマスタジオに来た女性はケンタケンタ=マンモス本人で、身元不明遺体が「ある女性」ということになります。前述の文章で「ケンタケンタだと思われていた者」と付け加えたのはこの為です。雨穴氏が言った「ケンタケンタ、つまりマンモスは当日、まんまと罠にかかりました」は「ケンタケンタ、つまりマンモスは当日、(身代わりを使う事で)自分がまんまと罠にかかった(ように見せかけた)+ケンタケンタ(実は身代わり)はまんまと罠にかかった」という、二つの意味合いが生まれます。これなら自身は危険を犯さず、身代わり女性や現場に仕掛けた盗聴器でも何でも使ってあの音声データを入手することができるという「音声データの入手と自身の安全」を両立させることができる点でも信憑性が高いと思います。
これで「マンモスは携帯を取られたのに、どうやって音声データを取って生還したのか」という謎にも説明がつきます。ケンタケンタ=マンモスはそもそも凸現地に行っておらず(物語中にドタキャンしてすいません!という投稿が見える)音声データは盗聴器などで入手し、携帯も取られていなかった。ということになります。
ここで雨穴氏の解説と答え合わせしてみましょう。(赤字は補足部分)
ひな様はドS王子
↓
ケンタケンタはマンモスであり、同一人物だった。
↓
写真を送ったというのは、自作自演。
↓
ひな様は同一人物とは知らず、マンモスにケンタケンタを置き去りにする計画を話す。
↓
自分の置き去り計画を知ったケンタケンタ=マンモスは身代わりを作る事を決める。同じように出会い目的でいい相手を探していたある女性に声をかけ、「ケンタケンタ置き去り凸」を「出会い目的のオフ会」と嘘をついて、女性を「ケンタケンタ」として参加させる。自分は「マンモス」になり、凸には不参加(ドタキャン)。当日イケメンなひな様に喜ぶ女性だったが(アスキアートの女性は笑っている)参加したのは実はオフ会ではなく置き去り凸であり、「ケンタケンタとして参加した何も知らない女性」は突然山に置き去りにされ、携帯や身分証を取られて遭難、死亡する。
↓
身代わりが死ぬ事で生きながらえたケンタケンタ=マンモスは、自分の命を狙ったひな様に復讐するべく岡田結実と共謀、仕掛けた盗聴器で得た音声データをアカデミー賞授賞式当日のオビナマワイドで公開し、復讐を果たした。
おまけ(確証無しのほぼ推測)
「この3日後、この人の置き去りにされました」というツイートの画像(ツーショット)の女性は、もしかすると身代わりの女性で、ケンタケンタ=マンモスではないという可能性もあります。「3日後に山に置き去りにされた」というツイートから推理すると、出会い目的のオフ会兼旅行(というのは嘘)は4日間あり、最終日の4日目に置き去りにした。ツーショットは初日に撮られた物で、身代わりにケンタケンタ=マンモスがツーショットを送らせたと考える事もできるでしょうか。1~3日はひな様と身代わりの二人きりだったが、4日目にぷぷたん、もたを召集し、計画を実行に移した。
→凸の目的がケンタケンタの置き去りなら、ケンタケンタを凸に確実に参加させる必要があります。人数限定のメンバー募集ではケンタケンタが確実に参加するかが不透明(小鉢のように、募集中に友達とご飯を食べている可能性もある)女性のケンタケンタに本当の目的を悟られず、かつ凸に確実に参加させるには、ひな様(ドS王子)の整った顔立ちを使って、数日前から旅行やオフ会と称してケンタケンタを同行させれば良いのでは?(これが正しければ凸のメンバーは事前に全員決まっていたことになり、参加できなかった小鉢は端から蚊帳の外だった)
ツーショットの女性と身元不明遺体が同一人物である事を証明する事は不可能でなければなりません、これが証明されてしまうとケンタケンタ=マンモスの立場が危うくなります(事件に関与しているとバレる為)身元がわからない程に激しい遺体の損壊を見越していたのか、遺体を損壊するようにマンモスの名前で指示したのかはわかりません(指示していた場合、自分の目的の為に、置き去り計画に積極的に加担したことになります)
この推測が正しければ、オビナマスタジオにやって来たケンタケンタ=マンモスさんは「私は山に置き去りにされました」というツイートを自分が被害者であったように書いていますが、置き去りの本当の被害者は「ある女性」です。女性を自分の安全の為に「身代わり」にし、あまつさえ「女性が受けた被害体験」さえも音声データやツイートとして復讐の道具に利用し、女性に送らせたツーショットをツイートする事で、遺体が身元不明である事を良いことに「なり代わりを図った」ということになります。(なり代わりを図る事で、どうやって音声データを入手したのかという理由の整合性を偽装できる)
ある女性は誰なのかという問題がありますが、これはそれほど重要ではないのではないかと思います。むしろ「最後まで身元がわからない遺体」という存在が、ケンタケンタ=マンモスの底知れぬ怖さを演出しています。
最後に
これが大元の真相だと私は考察していますが、まだ謎は残っています。
ぷぷたん、もたは誰なのか?
ぷぷたん、もた、ひな様はグルなのか?(状況的に恐らくグル)
SNSに現れたぷぷたんは誰なのか?
岡田結実はいつから関わっているのか?スレの住人なのか?
オビナマワイドに出演した二人のリスナーは誰なのか?
音声データを得る方法を断定する事は可能なのか?
※また、ラストにドS王子が渡された花束の花言葉なども考えてみましたが、花の特定ができませんでした。ベターなのでもしやと思いましたが...関連性はないかもしれません。
これらの謎はまだ解明できていません。Twitterでも呼びかけましたが、これらの謎はもちろん、私が書いた考察とは違う意見をお持ちの方のコメントもぜひお待ちしております。
この物語は復讐と「14年越しの罪の告白」というテーマだと思います。全ての発端となったケンタケンタ「凸したこと、覚えてる?」は、ケンタケンタ=マンモスからのドS王子に向けたものという意味で捉えれば、ドS王子に14年前の出来事を思い出させ、その罪を暴いてやるぞというメッセージになります。
それと同時に、これは身元不明遺体になった「ケンタケンタであるはずの死体」からのメッセージでもあると考えると、スタジオにやってきた女性の14年越しの罪が暴かれるのも、そう遠くはないと思いますけどね。
おわり