「勧善懲悪」のテレビ番組や映画などは人気がありますが、
私も、そういったストーリーの作品はとても好きです。
半沢直樹も面白いですね。
悪い行いをした人は罰せられ、罪の報いを受けることになるべきと思いますし、
世の中は公正であるべき…と思っています。
努力した人は報われるべきだし、
よい行いをした人には良い結果がもたらされるはず…と思っています。
しかし、必ずしもそのようにはならないところもあるのが現実の社会です。
オレオレ詐欺など人を騙して金儲けをし捕まらずにいる人もいるのでしょうし、
逆に冤罪といったこともあるのでしょう。
「公正世界仮説」という考え方があって、
世界は公正であるべきという考えから派生する問題点を提起していて、
例えば、痴漢にあった人は、その人にも何らかの落ち度があったと考えてしまうことや、いじめにあっている人は、その人自身にも何らかの問題があると考えてしまうことなどです。
そうした危険をはらんでいるということ、人間社会の限界などを踏まえた上で、
原因と結果というかたちで言うと「よい行いは良い結果をもたらす」
「適切な努力は報われる」などと考えていけたらよいなと思います。
「金持ち喧嘩せず」という言葉がありますが、
経済的、精神的、時間的に「余裕」のある人にはよい人が多いという印象がありますが、
健全に努力をしてよい結果を手に入れることのできた人には、さらに良い結果がもたらされてくるという好循環が起こっているからだと思います。
私腹を肥やすことばかりを考えている福祉の組織は淘汰されていき、
ご利用者目線で運営を行なっている組織は栄えていくはずと思います。
また、健全に努力をしている人は良い結果を手に入れることができるはず…と思っています。