私の母は東電の検針員をずっとしています
私にはできない仕事です。
犬に太ももを噛まれて帰って来た日も度々あります。
毛虫に刺されて毎年苦しんでいる姿も見て来ました。
同僚の人が仕事中に事故で亡くなった時もありました。
塀の中に入れずに望遠鏡でメーターを見たりと最悪な環境です。
台風でも嵐でも炎天下の中でも休まず働いて来ました。
やっと今年6月で定年
のはずでした…
人間誰しも間違える時があります。
母も誤針しない様にいつも気を付けていました。
誤針をすれば東電のお偉いさんに罵声を浴びせられるからです。
あの強い母が悔しくて泣く程の時もありました。
4月8日
あの風の強い日です。息子の入学式の日だったのでよく
覚えています。
校庭の砂が宙を舞って外で写真を撮る人も少なかったです。
その日に母は誤針をしてしまい5月いっぱいでクビだと思います。
6月で円満退職できるはずでしたがかわいそうでありません。
原発問題で大変だと思います。
停電の時も下っ端の母達は何も知らされたりしないので
わからない事が多いです。
東電の検針員と言う事でお客さんに文句を言われたりと
辛いことも多かったはずです。
お偉いさんも大変だと思います。でもそれを下っ端に八つ当たり。
母も誤針をしたショックと罵声を浴びせられ余計に落ち込んでいました。
私は母に何をしてあげられるんだろう…




















もらったからあとは旦那様にもらうだけ
