子宮頸がんワクチン2剤間の疼痛発生頻度等を検証へ--厚科審
薬事ニュース 7月4日(木) 配信


 厚科審・予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬食審・医薬品等安全対策部会安全対策調査会は6月14日の合同開催で、子宮頸がん予防ワクチンの「サーバリックス」及び「ガーダシル」2剤間の慢性疼痛に関する副反応の発生頻度等について解析を行うことを決めた。


子宮頸がん予防ワクチン接種後に疼痛が広範囲にわたる症例が38例報告されており、うちサーバリックスが34例、ガーダシルが4例であること、疼痛未回復の症例8例すべてがサーバリックスであることを踏まえての決定。検証方法については改めて検討する。