mortpaduclia1976のブログ

mortpaduclia1976のブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
人気ブログランキングへセウォル号沈没事故で、韓国社会全般に漂っていた自粛ムードが少し和らいだ感があります。今の韓国社会で、自粛ムードの影響を受けやすい業種の1つに、飲食店が上げられるでしょう。韓国人は、焼酎を飲みながら「サンギョプサル」(豚の“三枚肉”)を食べるなど、とにかく外食が好きです。ケーブルテレビで英語による番組を配信しているアリランテレビでは、「Eating out is the biggest pastime(外食は最大の楽しみ)」と報道されていたことも。韓国を初めて訪れた私の日本人の知り合いは、韓国人の食生活を見て、「食べることに命を賭けているみたいだ」と評していました。それが、今回の自粛ムードで、特に、公務員が飲み会を控えるようになったのです。韓国の公務員の実態の1つの例として、私が以前、ソウルから世宗市に移転した公●取●委●会で働く知人から聞いた話を少し紹介すると、「飲み会は課長が住んでいるソウルで開催。しかし、終電がなくなってしまい、ホテルで一泊。翌日は朝一番でチェックアウトして世宗市にあるオフィスに出勤――」ということがよくあるそうです。ホテルの宿泊代の支払いはもちろん、●●です。先日私が訪れたソウル市内のサンギョプサルの専門店も、近くに政府系機関がたくさんあるにも関わらず、普段と違いガラガラでした。■タクシー業界も不況に飲食店の次に影響を受けそうなのがタクシー業界です。もともと、タクシー業界の景気は、朴槿恵大統領就任以降、芳しくありませんでした。朴大統領はもともと、公務員に厳しい規律を求めることで知られていました。その結果、公務員の飲み会が減り、稼ぎ時である深夜と未明における公務員のタクシー利用がぱったりと減ってしまったというタクシーの運転手の嘆きを聞いたことがあります。そこに、今回の事件ですので、さらに大変なことになっているのではないでしょうか?財閥だけが潤ったとされる前政権の反省を踏まえ、庶民の幸福に軸足を移し、社会格差をなくそうとする現政権ですが、しかし、公務員が業務に対し厳格になればなるほど、景気が悪いと嘆く庶民が増えるとは皮肉な話です。■日韓の自粛の違いところで、日韓でも自粛のレベルに違いが見られるようです。少し前の話ですが、国民的MCと呼ばれたカン・ホドンさんというタレントが、脱税疑惑で芸能界を暫定引退したことがあります。彼の代表作は、日曜日の夕方に放映される「1泊2日」。カンさんを含む数人のメンバーが韓国国内を旅行し、旅先でのさまざまな出来事が放送されるのですが、高視聴率を記録していました。下手するとマンネリ化しがちな同作品の人気を支えていたのは、紛れもなく彼のセンスとリーダーシップでしょう。ところが、暫定とは言え、一応は引退したはずのカンさんでしたが、相変わらず、彼の姿をテレビのコマーシャルや街頭のポスターで見かけたのです。もちろん、引退前に製作したものなのでしょうが、日本ならば完全自粛ということでこうはいかないでしょう。これもお国柄の違いでしょうか。クリックお願いします。人気ブログランキングへ ある経済リポーターによる韓国生活体験記 ...