紙の月今いる場所がどこなのかどこに向かっているのか本当に自分はここに存在しているのか手にしているものには温度がなくて見えている景色はうすっぺらでまるでスクリーンの中の映像ひとりでは自分の体温さえもわからない足元にあるはずの影もみつけられない誰かにみつけてほしい手をとって血のあたたかさを教えてほしいわたしは確かにここにいるわたしには歩くべき道があるただ そう感じたい そう感じていたい