皆さん、こんにちは。


さてさて、ちょっとシリーズ化させようかと思っている「こどもと楽しむヘルシンキ」。

シリーズの評判はさておき、子育て頑張ってるママさん達、ファミリーにももっともっと旅行を楽しんでもらいたい!という気持ちで書いてますので、子供が生まれる前はよく旅行に行ってたけど、子供が生まれてからは…と言う方々にオススメです。


私の経験から考えると、子供と一緒に旅行するときに一番面倒なのって食事じゃありませんか⁉︎

特に離乳食なんて日本から持って行くと思いし、まして瓶詰めのものなんて壊れないか心配だし、英語苦手だからスーパーで探すのも面倒だし、、

ってとき。


実はフィンランド、ミルクと離乳食は日本より充実していると思います。
あ、言い過ぎた。少なくともミルクはかなり充実。

でも確かに日本の離乳食はレトルトパックに入っていて、味もたくさんあったけど、日本の離乳食は少し固めだったように記憶しています。

フィンランドは4ヶ月から離乳食を始めるように指導されますので、ご旅行の際はこの4ヶ月用離乳食が一番柔らかく食べやすいんだということを覚えておくと便利ですね。


更に日本で驚いたのは、オムツ、離乳食、ミルクがスーパーにない事!
私の地元・沖縄では、観光地という事や子供が多い事もあり、スーパーでもコンビニでも購入出来たのですが、大阪・京都では少し探すのに苦労しました。

きっと地元の方がたくさん通うスーパーなんかには置いていると思うのですが、コスメはあるのに子供用のオムツやミルクがなかったりで、かなり焦りました。


ヘルシンキでは、どんな小さいスーパーに行ってもあると思います。

特にミルクは充実。
コレ、液体ミルク。

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粉じゃなくて溶かす必要がないから、日本に行くときはこれを何本かわざわざ持って行くくらい便利。

でっかく1、そして下の方に小さーく、0kkて書いているのが見えますか?

これは0ヶ月、つまり新生児用、ステップ1と言う意味。

こちらでは、

・0ヶ月から6ヶ月(0kk-6kk)までがこのステップ1ミルク

・6ヶ月から12ヶ月、または1歳 (6kk-12kk または 1v)がステップ2

・1歳以降(1v- )がステップ3のミルク

を飲ませます。

これは粉ミルクも同様ですので、覚えておくと便利かも。

液体ですが赤ちゃんの大切なご飯なので、もちろん飛行機の中にも持って行けます。

実際に店頭に並んでいるのだとこんな感じ。

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500mlのボトル以外に、200mlのサイズもあるから、子供の飲む量に合わせて買える優れもの。
値段も大きいサイズはだいたい1.2€、小さいサイズは0.5~0.6€くらいで販売されています。

粉ミルクよりは高いけど、お出掛けのとき、特に移動するときなどはとっても便利です!

ミルクはフィンランド語でkorvikemaito。
ちなみに粉も液体も同じ呼び方ですが、粉はjauhe やうへ、液体はneste ねすて です。

これをレンジで人肌まで温めてもらい、赤ちゃんにあげています。

メーカーも2.3種類はあったと思いますが、ちょっと手持ちの写真がないので、興味のある方は調べてみてください。

液体ミルクが浸透しているせいか、フィンランドのベビールームではお湯が用意されていません。
お湯が必要なときはカフェやホテルのフロントなどへお願いすると、用意してくれますよ。


そしてフィンランドの離乳食はこちら。

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だいたい離乳食は、どのスーパーでもミルクの横に並んでいます。

そしてその奥にオムツや哺乳瓶、おしゃぶり、おしりふきなど。

ちょっと忙しい店だったのか、所々商品がなくなってますね。笑


離乳食の瓶詰め。

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この数字はやはり、4kk、4ヶ月の赤ちゃん用ですよ、と言う意味。

こんなのも。
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1-3 v/år と書いてますね。
左のvはフィンランド語 vuotta、
右のårはスウェーデン語。
1 v/år だと、1歳用と言う意味です。


やはりフィンランドらしくベリー系の離乳食、サーモンとポテト、そしてスパゲッティやミートボール(でもボール状のやつは入っていない)味などが売っています。

時々トラムやカフェなんかで、若い女の子が食べてるのを見た事が何回かあり、おそらく日本のお粥の感覚で食べていたのかも。

体調悪くてこれ食べてます、的な。

これも日本と同様、月齢に応じてペースト状のものから始まるのですが、日本のものに比べると柔らかく仕上がっていると思います。

基本的にスパイスの味は少しするけど、塩味はなし。

ウチの長男は、私が作る離乳食よりもこっちの瓶詰めの方をよく食べていました。涙

そして、柔らかいのに慣れてるからか、日本のレトルトの離乳食は全く食べなかった!
高かったのに、、涙
わざわざ持ってきたのに、、涙

瓶詰め離乳食、小さい4ヶ月用のやつは0.4€くらいで買えて、月齢のいった大きなサイズはだいた1.2€くらい。

こっちに来たついでに、ブルーベリーの離乳食を試してみたり、まさかのお土産にするのも面白いアイディアかも。

残念ながらアレルギー症状のあるお子様の場合は、こちらにもアレルギーの子用のミルクもありますが、やっぱり親御さんにとっては不安もあるだろうし、日本から持って行くのをオススメします。


子供と一緒だと大変だけど、楽しい!
リアクションが素直だから、楽しんでるの見ると、

あー、連れて来てよかった。

と思う事間違いありません!


みんなでたくさん楽しい思い出作って、わずかなフィンランド生活、楽しんでくださいね。


それでは、冬休みウィークに突入したヘルシンキ、今週はどこに行っても混雑の予感です。
うっし!今週も頑張って行きましょー☺︎





フィンランド・ヘルシンキでB&B、旅行コーディネートやってます。
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