先月めでたく長男坊が4歳を迎えたので、検診に行ってきました。


フィンランドでは2歳以降の検診は一年に一回。
そして、この4歳児検診はこれから幼稚園・小学校へと進級するに当たり、言葉や身体的な達成度も調べるので、フィンランドではかなり重要視されています。


保育園と保健センターが連携して情報交換を行い、子供の普段の生活習慣や家庭環境、他人との関わり方を総合してテスト・調査、両親との面談をし、今後学校での集団生活をするに当たり何か特別な支援が必要だと判断されれば、この時期(4歳)からサポートしてくれるシステムのようです。


我が家の場合、面談の際も担当保育士に言われたのですが、息子のフィンランド語が日本語に比べると弱いという事を言われたので、このフィンランド語だけが唯一の心配のタネでした。

(その他夜眠るのが遅いみたいだとか、注意されると自分自身にに暴力を振るうとか面談のときに言われたけど、それは一時的なものだったのか、面談以降改善された)

保健センターで、担当の看護師さんと一時間近く2人きりで絵を見て質問に答えたり、鉛筆の持ち方・書き方、ハサミの使い方、看護師さんの言葉に集中出来るか、まっすぐ歩く事が出来るか、などの軽い身体能力のテストも受けていたみたいで、その後両親を部屋に迎え入れ、身長・体重・予防注射と、何と二時間近くも!


検診の結果、やっぱり保育園からの情報がかなり重要視されたみたいで、フィンランド語強化の為、秋から言語セラピーに通う事になりました。


我が家の大黒柱さんは、保育園で言語テストやった後と今では、今の方が断然話せるからセラピーに通う事になったのがショックだったようでしたが、私は後で問題が大きくなったりするより、今のうちに対策を打っていた方いいと思っているので、心配・不満はありません。


むしろ、二カ国語家庭でセラピーを勧められるのは良くある事に思えるので、セラピーに通うから落ちこぼれとか、そういう事ではないように思います。


実はフィンランド語だけの家庭でも、"R"(ärrä)の発音が出来ないからセラピーに通う事になった、っていう例も幾つか聞いていたから、ここではセラピーも割と身近な感じなのかな、という印象です。


そして、これはすごくフィンランドらしいと思ったことがあるのですが、何と日本語の上達度もみてもらえるんですって!

すぐ今日中には出来ないから予約しないといけないけど、と言われたけど、日本では考えられないシステム!


4歳児検診も無事に終了、身長・体重も順調に増えていたから安心です。


まだまだ98センチ、15キロ。
周りに比べると小さな4歳児ですが、毎日のびのび・すくすく成長中。


あと2センチ身長が伸びたら、遊園地で乗れる乗り物も増えるね!


さて、夏至祭を前にフィンランドは一気に冷え込みました。

雪が降っちゃった地域、朝方気温がマイナスを記録しちゃった地域もあるようです。
私たちも少し風邪気味です。

こんなに寒いから全然テンションが上がりません。
こんなの冬じゃん!!


皆さんも体調には気をつけて、楽しい夏至をお過ごしください。

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友達からのお土産を付けてご機嫌の4歳児。
チョコレートで口の周りが汚れてるよー。


これからもみんなで頑張っていこうね。