実は我が家の大黒柱さん、腹違いの弟がいまして。

あ、補足しておくと、離婚率の高いフィンランドでは、兄弟がいてもお父さん、お母さんが違うっていうのは良くある事。

私がいた頃の日本とは違い、こちらでは全然タブー視されていません。

更に、この腹違いの兄弟とも年齢差がかなりあるというのも良くある話。


腹違いの、更に歳が離れた兄弟がいるけど高校卒業と同時に家を出たから、一度も一緒に住んだ事はない、というのもよくあること。


我が家の大黒柱さんはまさにこのパターンで、18歳年の離れた弟がいます。

弟は今16歳。思春期真っ盛りの高校生です。


私と初対面の時は8歳だったから、もうすっかり大人びてしまって、義父の家で顔を合わせても、すぐに自分の部屋へ引きこもってしまうくらいの青春真っ盛りなお年頃の青年なのです。


そんな彼が昨日から我が家に泊まりに来ていて、昼はクリスマスプレゼントを買いに出掛け、夜は食事をしてのんびり映画を見ていたのですが、結局映画を見ていたのは私だけ。


弟くんは、我が家の大黒柱さんと、将来について、気になる女の子とどうやったら仲良くなれるかについて、何でカッコよくもない男の子が学校一カワイイ女の子とデート出来るのかとか、本当、青春真っ盛りな話題をずーっと話し合っていました。


多分、大黒柱さん、こんな風に弟と話すの初めてなんじゃないかな。


お互いに歳も離れてるし住んでいる場所も違うから、兄弟喧嘩で殴り合ったり(⁉︎)、かと思えば仲直りして一緒に遊んだり…とか、いわゆる私たちの思う「普通の」の事をしたことがないと思うから、こんな会話をする機会があってよかったと思います。


その横で息子は、自分もすっかりその会話に参加してる気になっているのか、いつもより興奮気味に電車で遊び、時々

「見て!僕の電車すごいから!」

と叫んでいました。
息子だけ別の次元にいる人ーって感じ。


二人とも大分盛り上がったみたいで、朝5時まで何回も同じ映画見てたけど(笑)、私も若い頃は徹夜とか普通に出来てたよなーという事も思い出したりなんかして。


今そんな事したら手足しびれるから無理よ。


いやー、それに付き合った大黒柱さんもすごいわ。


息子もテンション高まって夜中まで起きてたし、早めに寝た私だけ早起きして静かにティータイムです。


いやー、それにしても静か。
こんな青春ナイトもいいもんですね。
私は一番上だったから、小さいときはお兄ちゃんやお姉ちゃんのいる家庭に憧れていたものです。


さーて、これから目を覚ますボーイズたちの為に、これから朝ごはん作らなきゃ。


それでは、また。