秋めいてきたモロッコ。
オリーブが実ってきました。
この学校も広場にオリーブの木があって、すでにたくさんの実が落ちてます。
そんなオリーブの実まるけの運動場で、この日はおにごっこを教えました。
やっぱりおにごっこは、全世界共通で子どもに大人気。
おにって分かるように、鬼の子にはタスキ(布のきれっぱしで作った)を渡してます。
で、3年生児童20人と体育やってたら6年生の男の子3人がひょこっと現れた。
上の写真のサンダルのやつらです。
何してんの?って聞いたら、
「掃除」って答えました。
毎週この3人が校庭の掃除をしているそうな。
なぜしているのか聞いたけどいまいち分からなかった。
でも別に嫌そうにはやってなかったから、罰とかではないみたい。
体育に興味津々で近寄ってきたので、まぁさせたいようにさせてたら、3年生を仕切りだした。
私が言うことを分かりやすく説明しようとしてくれたり。
けど私の話にかぶせて話してくるから、わけがわかんなくなる。笑
でもまぁ手伝いたくてやってる感じがしたから、ありがとって伝えた。
にこっとして「次はいつ来るの?」ってたずねられた。
かわいい小坊主3人組だった。
体育の流れは、
出欠確認
↓
整列
↓
3周ランニング
↓
体操
↓
準備運動
↓
メインの運動
って感じです。
準備運動には、手押し車とかやってみたり。
これだけなんだけど、子どもはキャーキャー言って喜んでる。
でもこれ、去年やらせたときに怪我をさせてしまったことがあった。
特にモロッコは運動場がコンクリートだから転ぶとすりむいて痛い。
手押し車をすごいスピードでやっちゃった子がいて、転んで顔をすりむいてしまった。
ごめん・・・
やっぱり体育では安全管理が大事。
そして安全を意識するようになってほしいってすごく思う。
モロッコの人って危機管理意識がうすい人が多い。
大人と野球してても、人がすぐ近くにいるとこでバッティング練習始めたりする。
ぞっとする。
で、今回はしっかりと説明した。これはゆっくりやんないと危ないんだって。
そしたら子どもはちゃんと理解してすごく気を付けてやっている。
教えればちゃんと理解できるんだなー。