ようやく、ショートなわたし。

わりかし早い時期から、
親しい人たちにはオープンにしていた、
ベリショのあたま

ほぼ坊主頭で都会（オモサンあたり？関西では人目が気になる。）
のカフェだったらちょっと帽子を外してみたりして、
「あら、わたし前衛演劇の役者よね（嘘）」
なんて冗談を楽しみながらそんなテイで、
過ごした日もあったのに。。。

特に同病の方々には勇気をもらい
勿体ないほどお褒めのお言葉もいただいていたのに。。。

伸びるほど収拾がつかなくなり。
ごわつきに悩む日々


抗がん剤が始まったのは去年の5月。
最初先生は化学療法と仰った。
化学療法？とハテナなわたしに先生は抗がん剤ね。と。

髪は残念ながら抜けます。と。

頭より先に体が動くとはこのことだと、
咄嗟に談話室に置いてある、
スヴェンソンのカタログと、
脱毛のための冊子を握りしめて帰りました。

そして、生えてくる時期を数えました。
今は春でしょ、まだ夏もきてないのに、
ウィッグをとれるのは、その次の夏頃。

その頃は何もかも不安で、気が遠くなるほど遠い話だな。と。

その時設定したのが盆明け。
お休みの後なら、なんか大丈夫そうって、決めたんだったな

なーのーに、こないだ盆が来て、
さぁ！休み明け！となったのに、

できませんでした

ここへ来てこんなに、自分がへたれとは、思わなかったよ！
なんか微妙な関係の人たちとこれであうのが。。。とグヂグチ

そういえば復職の時も、
ウィッグなわたしはドキドキドキドキ
だーれも見てやしないのに。
ドキドキドキドキ
何回洗面に行っては、合わせ鏡で後ろチェックしたことか。

そして、ウィッグ慣れたのね。
変なショートとウィッグ、に翻弄されました

あと今回、襟足が伸びていたから、今脱ウィッグしたら、やっぱりへんよね、だってみんなは髪切ったと思ってるのに、襟足モサモサはやっぱへん。と思って

もういっそのこと、前髪が眉毛の下になるまでいっか。
と思ったのだけど、
こんどは、タイミングを逃すのではないか？と不安になり、
（もう、わたしいい加減にして）
急ぐようにしての、ようやくカットが先週金曜日。

そして、昨日は病院のためお休みして、
本日6月25日無事にショートで出勤しました


ただね、昨日は微熱に不眠。今朝は頭がスッキリせずの最悪。
ここんところが、へたれだわぁと確信してしまった

そして、暖かく迎えてもらいつつも、
一部では微妙なニュアンスの方々

ま、今日は色々ありましたが、良しとしよう！

だって、わたしはこの縮れっ毛に感謝しているのです

あんなに手応えなく抜けた髪
あんなに、ひ弱に生えていた産毛

こんなにもしっかり生えてくれて
白髪が気になるからついつい抜いちゃうけど、
なかなか抜けないっ、
こいつめ（嬉）！って。

感謝