こんにちは!
先日、母が、低悪性度B細胞性リンパ腫・リンパ形質細胞性リンパ腫という、血液のがんだということが発覚しました。
現在、治療 3 日目です。
昨日は、がん治療がはじまるまでの(予兆・検診)について、書きました。
今日は、
・治療方針
・治療開始(1〜3日目)
について書いていきます。
【治療方針】
がん情報サービスの治療についてを見て頂くと、わかりやすいかと思います。
母は、血液の粘り気が強くなる過粘稠症候群(かねんちょうしょうこうぐん)の症状がみられなかったので、血漿交換は行われませんでした。
化学療法は、多剤併用療法の R-CHOP 療法を選択しました。
R-CHOP という名称は、それぞれが薬の名前から来ているらしいです。
R : リツキシマブ(リツキサン注)。抗がん剤
C : シクロホスファミド(エンドキサン注)。抗がん剤
H : 塩酸ドキソルビシン(ドキソルビシン注)。抗がん剤
O : 硫酸ビンクリスチン(オンコビン注)。抗がん剤
P : プレドニゾロン(プレドニン錠)。ステロイド(これは2日目から5日間)
・R-CHOP を投薬(1日目 : R, 2日目 : CHOP)
・投薬日から3週間経過観察
これを 6 セット行うとのことでした。
(初回は入院し、その後は様子を見ながら通院するという予定です)
抗がん剤の副作用を抑える薬(1日目)
レスタミンコーワ : アレルギー症状を抑える
アセトアミノフェン : アレルギー症状を抑える
ストマルコンD錠 : 胃薬
治療途中で、単剤投与(リツキシマブのみ)に方針変更しました(2日目参照)。
【治療1日目】5/1 (月)
[ 11:00 - 18:00 ]
初日は R : リツキシマブ、アレルギー症状を抑える薬、胃薬を服用しました。
上記に記載した薬以外には、吐き気止め、眠剤(治療以前から服用している)も服用したとのことでした。
リツキシマブ投薬後の副作用
投薬ペース 1 時間に 50ml 時点 : 軽い頭痛のみ
投薬ペース 1 時間に 100ml 時点 : 発熱(38度)、震え
抗がん剤によるアレルギー反応、インフュージョンリアクションというものらしいです。
投薬のペースを早めたことにより、インフュージョンリアクションが出たことから、投薬ペースを戻し、この日の投薬し終わりました。
投薬後、母はおしゃべりできる状態でした。
【治療2日目】5/2(火)
[ 夜・明け方 ]
環境の変化からか、寝れなかったらしいです。
母は入院すると、寝むれなくなる人なので、いつものことではありました。
明け方に、吐き気を伴う震え・発熱(38.5度)症状が起こったため、熱冷ましと吐き気止めの点滴を行ったとのことでした。
[ 朝 ]
明け方に起こった症状の原因特定のため、
・レントゲン検査
・血液検査
・尿検査
を行いました。
結果として今回の症状が、細菌感染によるものなのか、リツキシマブの副作用なのかはわかりませんでした。
一応、血液検査の結果、細菌がはいったときの異常が見られたらしいです。
そのため、引き続き抗生剤の点滴は行い、安全を取るため、今回 R-CHOP 療法ではなく、リツキシマブのみの投与にする、という判断になりました。
抗生剤の点滴後も、数時間おきに発熱しており、この日は計3回発熱症状が現れていました(明け方、11時、18時)。
【治療3日目】5/3 (水)
眠剤を増やしてもらったらしく、睡眠の確保ができていました。
微熱に落ち着いており(37.5度)、身体の異常は軽い頭痛のみでした。
ただ、貧血のため、お風呂にはまだ入れないらしいです(倒れる危険性があるので)。
抗生剤の点滴は昨夜から続いていました。
引き続き、1週間程は、抗生剤の点滴を続けるそうです。
血液検査の結果はまだ不明瞭らしく(一定期間置いて、反応をみるとのこと)、結果次第では、入院期間が伸びる可能性がある、とのことでした。
今のところ、血液検査の炎症反応を示している状態ではあり、菌血症の疑いがあるとのことです。
CRP の上昇も継続して、血液検査の数値に出ていました。
副作用が原因なのか、菌血症が原因なのか、ハッキリしたい今日このごろです。