『インビクタス/負けざる者たち』

I am the master of my fate

（私が我が運命の支配者）

I am the captain of my soul

（我が魂の指揮官）

◎オススメ度

★★★☆☆（普通に面白いよ！）

◎こんな人にオススメ

・スポーツ映画好きな人

・社会派映画好きな人

・男臭いの好きな人

◎こんな人でも大丈夫

・ラグビー知らないってか興味ない

・マンデラって誰？

南ア初の黒人大統領ネルソン・マンデラと95年ラグビーW杯南アフリカ代表の実話。

みたと試写会で観ましたが、二人とも観る前までは、「行くのめんどくさいなぁ・・・」とか思ってましたが、

観たら面白かったです。

ネルソン・マンデラという人を映画で描こうとすると、ものすごい時間が必要になるから、

ラグビーでまとめてみましたという映画だが、ものすごいよくまとまっています。

マンデラ人格者だなぁとか、

マンデラ苦労したなぁとか、

マンデラすごいなぁとか、

マンデラをよく知らなくても、よく知った気になれます。

ラグビーもはっきり言って昔テレビ東京でW杯の試合を前半だけ見た（ハーフタイムにフジテレビに変えたらスポーツニュースで結果をやっていた、というフジテレビの策略にやられました。）ことがあるだけで、

ラグビーを全然知らなかったので、少し不安に思ってましたが、問題なく盛り上がれました。

ラグビーもをよく知らなくても、よく知った気になれます。

試合シーンはかなり迫力があります。

筋肉隆々の男たちが走って飛んでがっちーん！！

飛び散る汗もかっこいいです。

スクラムは下からのアングルで気持ち入ります。

見てない方は映画館で見るべきでしたね。

個人的には歓声が特にお気に入りですね。

試合前に選手が裏の通路からピッチに入っていくシーンの歓声の変化は、

自分が入場しているようで気持ちよかったです。

試合のシーンでは、

みんなラグビー上手いなぁとか思って見てたら（ラグビーよく知った気になってます。）、

ラグビー選手もずいぶん混ざっていたらしいですね。

試合内容もドラマティックすぎてホントに実話かよと疑いたくなるくらいです。

撮り方がうまいのかもしれませんが。

モーガン・フリーマン演じるマンデラはかなりマンデラっぽかったですねぇ。

（マンデラよく知った気になってます。）

マット・デイモンもかっこよかったです。マッチョですし。

こういう男くさいかっこよさが出せる人ですよね。

しかし、今まで生きてきて、なかなかラグビーと触れ合うことなんてないですよね。

体育でもやらなかったし、ラグビー部は5人くらいしかいなかったし。

「何して遊ぶ？」とかいう話になっても、

スポーツでは野球とか、サッカーとか、ドッジボールとかそんなもんですよ。

「ラグビーやろうよ！」

とか言ってくるのはボクの記憶ではファドくらいですね。

プードルなんで出自はイギリスの方でしょうか。

ゆた

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＜お気に入りシーン＞※ネタばれ注意！

・ちびっ子にラグビー教えに行くが不人気、チェスターだけ異常な人気

　しばらく真似してました。チェスターコール。「チェスター！チェスター！」

・マンデラが大会前のチームを激励、みんなの名前を覚えてる

　頑張って覚えてましたから。ちょっといい話ですよね。

・ピッチへの入場シーン

　歓声がいい！

・試合前に飛行機が低空飛行で飛び、下に「GOOD　LUCK！　BOKKE」って書いてる

　ボルテージ上がりましたね。これも実話というのに驚きました。

・優勝を決めるストランスキーのドロップゴール

　定番ですよね。興奮しました。

・勝利インタビュー「今日は（会場に集まった）65,000人の素晴らしい後押しがありました」という問いかけに対して、ピナール主将が「65,000人ではない。私たちは4300万人だ！」

　かっこよすぎてにやけてしまいました。この映画のクライマックスですね。

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