く一日一食生活もほぼ一年がたとうとしている。

別荘での一食は、ワイワイガヤガヤおしゃべりしながら食べるので、一日三食分くらいの量はいつの間にかペロッと食べている。一日一食でも食べる量は実に半端ない。

美味しい料理に　美味しいお酒。

今までお酒は飲めない‼️と思っていたが、ちょっとだけならと・・今では美味しく仲間と飲んでいる。どうやら、お酒を飲めないのではなく、飲み方を間違っていたのかも。うーん、ちょっぴりお酒のない今までの人生を後悔。

お酒の味(味の違い)が少しずつわかるようになってきた私に、友人が『気になるお酒の名前』を書いてる看板を見つけたよと言って、その酒屋さんに出向いた。

そのお酒の名前は

『般若湯』(はんにゃとう)

どこにも『酒』の文字がない。まして『般若』の文字。えっ、もしやこれって・・・・

『般若』はまさしく般若心経の般若。そして『般若』には二つの意味がある。一つは、『実相を達観するための、根本的な知恵』という意味。

この『般若湯』実は、高野山のお坊さん達が、愛飲していた『お酒』だったそうな。もちろんお坊さんなので、『不飲受戒』お酒を飲んではいけないという戒律もあった。だが、「知恵をつけるためのお湯を飲む。問題ない。」酒は飲んではいけないけれど、薬や清涼飲料水的なものなら飲んでもよいとの解釈。お酒でなければ堂々と飲める。薬と言う名のお酒。高野山の麓には『知恵をつける』と称して飲めるそんな美味しいお酒が存在していたのだ。

また、友人がサウジアラビアに出張に行った時に聞いた話をしてくれた。あるエライさんが、サウジアラビアの王族の方とお食事した時、お酒を振る舞われたとか？サウジアラビアのイスラム教徒は、お酒を絶対に飲まないという戒律があるらしいのだが・・。

世の中にはこんなご都合主義はよくある話なのかも？かえって高尚な教えよりご都合主義はとっても人間的であるある話なのかな？

真面目に生きる、生きている。でも結局は、『にんげんだもの』いろんな煩悩がある。時にはゆるゆるに生きることがあってもいいんじゃない？

～あらねば。～あるべき。ネバネバ、べきべきを断とうと高尚な教えもありだけど、ご都合主義もありだよね💦近頃私は『そうなんや。そういう考えもあるよね。』って思えるようになってきた。

面白いね。見方、考え方を変えると、すごーく楽に生きられる。自分で自分を縛る人生からわたし

いち抜～けた❤️

『般若湯』美味しすぎて　毎回酔い潰れる私💦

『般若』の意味の二つ目は

「恐ろしい顔つきをした鬼女」

とあった。

ワァオ～☺️　

どうか酔い潰れても般若ではなく大好きな『吉祥天』『弥勒菩薩』でいたいなぁ～☺️

一日一食生活、体はすこぶる快調💛

―　ねむりんのひとりごと　―

written　 by 　もりよしねむり

美味しい食べ物には 美味しいお酒が欠かせない『般若湯』

美味しい食べ物には　美味しいお酒が欠かせない『般若湯』