観てきました。
第一作から20年を経ての続編「プラダを着た悪魔2」を。
観たのは地元の映画館だったけど、なんと満席!![]()
こんな田舎の映画館でそんなことあり得ない。満席の表示初めて見たかも(笑)
そして老若男女、お客の年齢層の幅広さにもびっくり。結構な数の男性もいたから、この映画の人気の度合いがわかります。
以下、ネタバレありのごく私的感想。
知りたくない人は回れ右で。
・本当にあれから20年も経った?キャストのビジュアルやスタイルが、前作とほとんど変わってないのに驚く。そりゃまあ、多少歳取った感はあるけども。
・ビジュアルは変わらねど、世の中は変わった。と実感させられる物語の流れが上手い。一流ファッション誌も媒体としては紙から配信(ダウンロード)の時代へ。そしてたとえカリスマ編集長(ミランダ)であっても失言があれば「炎上」するネット社会・現代の怖さよ。
・ミランダのアシスタントだった2人、アンディ(アン・ハサウェイ)とエミリー(エミリー・ブラント)の現在地にへぇ~となった(子ども絡みの話のところが特に)そこは20年の月日を感じさせたわ。
・対照的にプライベートな話に触れられていない分、ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)の立ち位置が最初から最後まで20年前と変わっていないことの安心感はハンパない。
・現在のミランダ(メリル・ストリープ)の2人の秘書のコントラストが強烈で。第一秘書がモデルさんみたいな美女。第二秘書が巨漢の男性って。あれはジェンダーレスな現代を表す演出だったのかな?
・ミランダが自分でコートをハンガーにかける場面も、今っぽかった。ハラスメントに寛容な時代は終わったことを示すわかりやすい演出で笑った。過去作じゃコートを秘書にぶん投げて「しまっといて」とパワハラ三昧だったわけだから、前を知ってる観客はニヤリとするよね。
・今回はファッション業界の内幕を描くというよりは、それぞれのキャリアとどう向き合い、今後どう生きていくのか、そのために何をすべきかということに重きを置いたお仕事ムービーだったように解釈した。
20年も経てば人生の優先順位も、自分のポジションも変わるから、私は今回のストーリーとても面白く観ました。
まあ、アン・ハサウェイがひたむきに前向きに頑張ったら全部良い方に解決した・・ってのはちょっと都合良すぎたけど(苦笑)フィクションだからあれでよし、とする(上から)
・前情報は全然入れずに映画を観たので、ルーシー・リュウが出てきてびっくりしたよ。しかもめちゃ重要な役。あれは私的サプライズだったわ~
・劇中音楽、前作がマドンナで今回はレディー・ガガなことに唸った。
時代を象徴するポップアイコン(女性)をうまいこと使ってるぅと感心。
・この作品の見どころの一つが、場面の中で瞬時に替わっていく衣装チェンジにあると思うんだけど、前作はアンディ1人が出勤するまでのストリート→オフィスで映していたものを、今回はミラノのファッションウィークでミランダ、秘書、ナイジェル、アンディという4人のウォークでチェンジを魅せたのがチーム感があってすごくよかった。どの衣装も本当に素敵だったし。あの場面、もっと見たかった。
・それにしてもファッションショーの華やかだったことったら。これは女子なら全員好きだよねぇと思った。
・衣装チェンジ場面もそうだけど、前作へのオマージュと思える場面が結構散りばめられていて、前作ファンには堪らんかったね。私はエンディングでアンディが着ていたブルーのベストが一番印象に残って好き。
・ナイジェルがほんま、いい人過ぎて。最後はナイジェルに全部持っていかれた感(涙)
・だけどやっぱり、メリル・ストリープが最高。
海外の女優さんで一番好きかもしれない。
私は彼女のこと「マディソン郡の橋」(1995年)で観て、この人凄いな~と思ったところから始まってるんだけど
前作(プラダ)でわぁ、こんな風にカッコ良く歳を重ねてるんだ、と思ったあとで
英国初の女性首相サッチャーさんを演じた彼女(2012年)にブッ飛んだ。
喋り方とかめちゃくちゃ似てて本人かと思ったほど。
メリルはこれでアカデミー賞主演女優賞取ってるんですよね。
その彼女が、再びミランダを演じることが感慨深い。
失ったものを回顧しながらも「仕事が好きなのよ」とアンディに言うミランダのカッコイイことったら・・・
役と実像が重なって胸が熱くなりました。
本当に、素敵な女優さん。大好き。
そしてまた第一作を見返したくなった。
今の時代、配信があって本当によかった(笑)今日は自宅で20年前のミランダやアンディに会いにいきたいと思います。
That's all!(以上)←ミランダのキメ台詞![]()
