只今無職のワタクシ。

時間が自由に使えることは本当にありがたい。

けど

フルタイムで働いていた時に比べたら、段々経済的には厳しくなってくるよね・・・特に自分の趣味に使えるお金が。

って、今までさんざん旅行やライブに行っておいてどの口が言うとるねんって話ですが(苦笑)

 

そんな中でありがたいなぁと思うのが、映画。

還暦過ぎたのでチケット代がシニア料金適用でグン!とお安くなった。

昨年療養のリハビリがてら映画館に足を運ぶようになって、思い出したんですよね。

そうだ、私昔(独身の頃)はプロフィールに「趣味:映画鑑賞と読書」って書いたぐらい映画が好きだったんだ・・・ってこと。

今みたいにDVDも配信もない時代、観たい映画があれば劇場に足を運ぶしかなかったから

休日になると映画館へ通っていたなぁ・・・ってことを思い出しました。

今は配信で少し待てば新作映画も簡単に観られるようになったけど、やっぱり大画面で映画を観る醍醐味は家のテレビで観るのとは全然違うので

年を取った特権として(笑)お安くなったチケット代で、観たいと思った作品を自由に鑑賞しています。

 

そんなわけで

老後の覚え書きとして(認知機能低下防止も含めて)

自分が観た映画を記録していこうかな、と思っています。

*新しい地図関連の映画の感想は別で書きます

 

あくまで私個人の感想です。

 

「成功したオタク」

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K-POPに興味を持つようになってネットで情報を検索したら、その後は随時オススメであちら界隈の情報が上がってくるようになり

その中で目を留めた一つがこの映画でした。

 

 

推しに顔も名前も覚えられファンの間でも有名だった人(成功したオタク)が、ある日その推しが犯罪者になったことで世界が変わってしまった。

悩み傷ついた彼女は同じような体験をした大勢のファンに会いインタビューする・・・

という内容。

 

これは「推し」を持つすべての人にとって他人事じゃないなぁと思い興味があったので観に行きました。

正直、色んな人へのインタビュー映像が長すぎて(それが主題なんだけどね)

字幕を追うのに疲れて途中でちょっと眠くなった(すいません)

マイナーなテーマだし、単館系の映画館でしか上映してなかったので観に来る人いるのかなぁ?と思いながら入ったら、平日の昼の上映なのに席が3分の2は埋まっていてちょっと驚いた。

やっぱりK-POPや韓流ドラマのファンの女性が多かったのかな。

私にはわからないタレントの名前でウケてたり、字幕が出る前に反応してる人がいて、韓国語を理解してる人も多かったみたい。びっくり。奥が深い界隈なのね・・・汗うさぎ

結局、結論がない映画なのは仕方ないかな、と。

でもオタクの心理はどこの国でも同じなんだな、と色々考えされられた映画でした。

余談・映画本編とは全然関係ないのにセブチのホシくん(私の推し)の広告が一瞬映って驚いた(苦笑)

 

 

「リバウンド」

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これもまた韓国映画で。

よこっちょ、いよいよ沼にハマってんな~って思われるかもしれませんが、違うんですあせる

会員登録してる地元の映画館のクーポン(映画1本無料で観られる)の有効期限がギリギリになってしまって、ムダにしたくなかったのでとりあえず今上映してる映画で、時間もちょうどよくて、気軽に観られる作品はないか?と探したらコレだったので何の予備知識もないまま観ました。

めっちゃくちゃ面白かった!!!

弱小高校バスケ部がたった6人の部員と新人コーチで全国大会の決勝戦まで勝ち進む話。

青春スポーツ映画の王道!って感じだけど、これが実話っていうのがびっくり。

リアルスラムダンクの世界(笑)

バスケットの試合のシーンはスピードと迫力が本物の試合みたいで手に汗握った。役者さん、すごいわ。

友情、挫折、喧嘩、裏切り、涙、怪我・・・・色んな物が詰まっていてグッときました。

モデルになった実在の選手と劇中の俳優さんの写真を重ねるエンドロール、すごくよかった。

韓国映画のエンタメ性に唸りました。

 

「陰陽師0」

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話題作だったので観た。

山崎賢人君のお芝居、初めてちゃんと見たかもしれない・・・

VFXを駆使した勧善懲悪モノかと思っていたら意外に哲学的というか、人の深層心理とはなんぞや?みたいな内面を問うストーリーで奥が深くて面白かった。

VFXは綺麗で迫力がありました。源博雅役の染谷将太さんが良い味出してたし、感情を表に出さない若き日の安倍晴明が山崎賢人君にハマってました。

彼を漫画原作の実写版で使いたくなる気持ちが何となくわかった(笑)

 

 

「ラストターン」

 

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「陰陽師0」を観に行った時、予告で流れて興味を持ったので観に行った作品。

私の世代にとってワイルドイケメントレンディ俳優(「抱きしめたい!」とかね)でブイブイいわせてたあの、岩城滉一が、老いていく姿を切々と見せることに何とも言えない感慨が・・・

人は誰でも年を取るのだという現実を彼を通して痛感した映画。

認知症の妻を看取り1人暮らしをする主人公の物語に、昨年亡くなった母を重ねたり、1人息子が岩城さんにきつい口調で注意する場面ではかつての私の言動を思い出したりして、ちょっと胸が痛くなった。

そしてそう遠くない未来の自分の姿も想像したり・・・色々考えさせられることの多い作品でした。特に何か大きな事件が起きるわけでもなく、小さな日常を重ねていく物語だけど、最後は穏やかな気持ちになれる映画でした。

そして、妻は夫より先に逝ってはいかんな~とつくづく思ったので(苦笑)頑張って生きなければ!と決意新たにしました(爆)

 

 

以上、この春に観た映画の感想でした。

 

最後までお付き合いくださった方、ありがとうございましたニコニコ