こちらのツイートに、NAKAMA界隈大いにザワついているようで・・・

 

 

既に沢山のファンが「こんな考え方おかしい」と異議を唱えていますが

私も同じです。

 

何を言ってるんだ、この人は。

 

と、あきれるばかり。

 

あの酷い騒動を【惨事】の一言で終わらせるって・・・まるで他人事みたいですね。

その上【むしろよかった】って

しかも

【感情は置いておいて】って

はぁ?としか言えない。

 

エンターテイメントで一番大事なことは、受け取る側の「感情」ではないの?

楽しい、嬉しい、綺麗、カッコイイ、泣ける、震える、熱くなる・・・

それらの感情を引き起こすものを提供するのがエンターテイメントじゃなかったのか。

それを言うにことかいて

(感情は置いといて)むしろよかった

って・・・その思考回路が理解できない。

エンタメは受け手(ファン)がいてこそ成立する世界。

その一番大事なファンの「感情」を横に置かないで。

そしてあの騒動を勝手に総括しないで。

 

過去はどうやったって変えられない。

けれど

「あれから」

僕たちは何を信じてきたのか

どうやってここまできたのか

それらを振り返って、評価をくだすことが出来るのは当事者の5人だけのはず。

彼らが何も言えないのに、傍観者がしたり顔で簡単に「よかった」なんて言う業界に、益々不信感が募る。

 

結局あの業界の全ての人間は、5人が人権を踏みにじられ壊されていく様をただ黙って見ていた傍観者だ。

それはかの事務所とテレビ局だけではなくて、彼らと共に汗を流して多くの作品を作り上げてきたスタッフ、可愛がっていた後輩、何度も取材して彼らの人柄に触れていたはずの芸能レポーターや雑誌・新聞の記者たち

それら全ての人間が、一斉に5人に背を向けて誰一人彼らを庇わなかった。

 

そんなの未必の故意に他ならない。

 

そのことは今でも本当に悔しい。

それでも潰されずにここまで必死で道を切り拓いてきた彼らの苦労を「近年の大活躍」なんてありきたりの賞賛の言葉でまとめるな。

そんな簡単なものじゃなかったことは一番わかっているはずの業界人がそう発言するって、これまたどこからかの指示が入ったのか?と疑いたくなるわ。

 

森くんのことだってそう。

彼が長年存在を消されていた時は、黙ってそれに従っていたマスコミが

日本一になったとたん手の平返して一斉に「元SMAPの森」を褒めたたえた時はあきれた(それまで森くんに付く冠は「元アイドル」で「元SMAP」が使われることはなかったのに、よ)

優勝後のインタビューで彼が「5人からお祝いのメッセージもらって嬉しかった。仲間の存在が励み」と言ったVTRをスタジオで見て

涙ぐみながら「6人はずっと繋がっていたんです。彼らの絆は凄い」って言い

私はそれを知ってましたから!と自慢げに話す芸能レポーターやコメンテーターを私がどれだけ醒めた目で見ていたことか。

白々しいにもほどがある・・・

って、思ったよ。

 

もちろん全ての人は「働く人々」なわけだから

生活のために意に沿わぬことでもやらねばならない面があるのは私も一社会人として理解できる。

だけど

一般社会の常識や良心とこれほど乖離している連中に囲まれて、彼らの未来はどうなっていくのだろうと不安になる時があります。

 

お花画像 「オダマキ」  花言葉 「愚か」

 

 

この歪んだ業界に自浄作用はないのだろうか。

誰かの犠牲を「よかった」と思う世界で、まだエンターテイメントに夢を見られるものだろうか。

 

そんなことを思う朝です。