このところ色々ありまして

大河ドラマのこと全然書けてませんでしたあせる

毎回ちゃんと見てたんですけどね(言い訳)

 

最近の回で思ったこと、まとめて。めっちゃ雑ですが。

 

コロナ禍のあおりで放送開始が2月にズレ込み、東京オリパラの放送期間にも中断したおかげで、全話の回数が例年より5話も短縮された影響は、ここにきてやっぱり出てきてるかなぁ・・・と思う明治編。

 

前半(血洗島)の描写の丁寧さに比べたら、やはり色々なことが駆け足になってる感は否めない。

まあ、それはこの青天に限ったことではなくて、幕末大河にありがちな終盤の展開ですけど。

それでも、今までの作品に比べたらこの国がどんな風に近代化していったか、をすごくわかりやすく描いていると思います。

 

「郵便」や「銀行」の名前の決め方。

史実通りかどうかは知りませんが、面白かった。

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私達が今当たり前に使っている名称は、こういう風に作られていったのかと。

 

栄一が段々「お役人」の立場で民間人に理不尽を迫るのも、今までの経緯を見ていたらわからんでもなかった。

でもそれを痛烈に批判した三野村さんのこの場面、よかったなぁ。

 

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尾形イッセーさん、さすがに上手い。

 

終盤の西郷さんとのサシ飲みの場面も、よかった。

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今のこの国は自分達の思っていた「新しい国」とは違うのではないか、と惑う2人の心境を

逝ってしまった平岡円四郎や橋本佐内のことを絡めながら語るのは胸にきました。

慶喜公があまりにも優秀だったために、必死になって(幕府を)潰そうとした、という西郷さんの独白は

これまでの剛君演じる慶喜公の姿があってこそ、説得力のある言葉として響きました。

(作品によっては慶喜公って、トンデモ将軍に描かれがちなので)

そして、今回唯一の剛君登場場面は、回想シーン。

 

でもめちゃくちゃキモになるシーンでしたね。

「渋沢よ、これからは日本のために尽くせ」

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三野村の皮肉、西郷さんとの会話、そして慶喜公から受けた最後の命・・・

それらの末に栄一が下した決断、という流れがすごく納得できるものだった。

 

妻の千代に大蔵省を辞める、と告げる栄一。

「俺の道は官ではなく、民だ」

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吉沢亮君のこのまっすぐな瞳、よかった。

1年大河を見続けていると、主人公の俳優さんがまるで自分の親戚のように(笑)感じることが多々あるんだけど

吉沢君も、この1年ですごく成長したなぁ(上から)・・・凄い役者さんだ。と改めて感動しました。

そりゃつよぽんもベタ褒めするわけです。

 

残りわずかになってきましたが、民間人になってからの栄一の展開が益々楽しみです。

そして、どんな着地点で最終回を締めるのか?

そのことにも興味が尽きません。

これって1年間リタイアせずに作品を見続けた人だけが感じる楽しみのようなものだから。

 

おまけの感想

 

ここまでまるで妻一筋のように描かれていた栄一さんのラブアフェア・・・

史実はなかなかエグかったようなので、NHKとしてもそこに触れにくかったのでしょうが(それは慶喜公もまた同じww)

 

前回、とうとうソレ系のシーンが登場・・・

 

しかし、女中のくにさん。きっかけ作る言葉が「うちの大事な人によう似てたから」って。

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いや、こんな男前に似てる旦那いるかい!

 

って思ったらSNSでもまったく同じような騒ぎになっていたっていう(爆)

 

 

わかるわ~皆考えること一緒ね(笑)

 

あきらかに女性の方からアプローチしてるよね。

しかも、靴下の繕いが・・・

赤い糸ってさあ!

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「元お針子」って言ってたけど、本職ならこんな糸で縫わんだろ。

この爪痕、怖すぎる~!

それにすぐ気づくお千代のこの表情な・・・

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女性脚本家ならではの本妻VS愛人の描き方じゃないの・・・と思ってニヤニヤしました(え、そっちww)

 

妻と、孕ませた愛人との対峙で焦る栄一。

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吉沢君、ほんま上手くなったね(て、この場面で言われても・・・爆)

 

次回も楽しみにしています!ニコニコ