遅い感想ですが・・・
香取慎吾さんの「SONGS」
すっごくよかった。
楽曲のパフォーマンスも、ロングインタビューも、本当に見応えあった。
30分の番組とは思えないほど、濃密で、作り手の丁寧な誠意を感じました。
番組出演が最初に発表された時、彼が歌うのは「2曲」という公式アナウンスだけだったので
2曲かぁ~
さて、何を歌うのだろうか?
と、楽曲のチョイスを予想するのは結構楽しかったよ。
スタンダードに考えたらやっぱりそこは先に配信された「10%」や「Trap」だよね。
あれ、慎吾1人で歌ってるし。
いや待て。
せっかくだから、1曲は他のアーティストさんとのコラボで歌う可能性も、あるよね。
そのアーティストさんのファンも見てくれるし。
うん、久々の地上波歌番組、視聴率も大事よ。←そこ気になるww (*視聴率、4%で通常よりも高かったらしいですね。よかった!)
既にコラボの経験のあるたなかくん?BISH?
とかね、色々想像してましたが・・・
WONKでクルとは・・・唸った。
いやいやいやいや
そうか。やっぱりこれで来たか。
香取慎吾、さいっこーに、Coolじゃないか!!!
と、興奮した。
彼らとコラボした曲「Metropolis」
私、アルバムの中で一番好きです。
不勉強な中高年だから慎吾とコラボするまでこのWONKというバンドのことは何も知りませんでしたが、聴いてみたらめちゃくちゃ好きなタイプの音でした・・・
すげースタイリッシュで、尖ってて、それでいて、どこかキャッチーな気もして、何この人達!最高じゃん!(若ぶって‘じゃん‘とか言ってみたww)
と思っていたので・・・
この組み合わせが映像でも見られるなんて!
と、心躍ったわ
で、実際の映像を見たら
それはもう、想像の遥か上をいく素晴らしさで、ボー然とした・・・
もうさ、このオープニングからして、ズルイよね。 何、このラスボス降臨!みたいな演出(笑)
ダークな光の中で軽やかに歌い踊りながらWONKとコラボする姿、圧巻!というしかない。
何回見ても全然飽きない。凄い。
そして、あとの1曲は「Trap」だった。
これも今の慎吾の魅力をたっぷり伝えてくれる曲だよねぇ・・・
配信で発表された時から大好き。
こちらの演出も、最初はモノクロっぽい映像から
段々と、カラフルな色彩を帯びて行ったのが、よかった。
楽曲の世界観に合わせてか、ソウルっぽく(個人的感想)クールに歌い上げていた慎吾が
最後の最後
「Hey Guys!」って、声のトーンを上げて、アイドルスマイル全開でカメラに向かって目線くれた時・・・
テレビのこっちでひゃあぁぁぁっ!って、声出た・・・なんじゃ、あの破壊力
さすがは「スーパー」がつくビジネスアイドル。
全てが計算し尽されている・・・この確信犯めー!大好きー!←どさくさ
と、思ったよね。あなたも、きっと(笑)
そして、曲だけじゃなくてインタビューも本当によかったね。
自身のインスタの写真から、この3年間を振り返る中で、吾郎ちゃんとつよぽんと一緒に写る写真を選んだのが・・・これだったこと↓
浜松オートで、森くんの応援に行った時の写真。
胸アツ以外の何物でもない・・・
トレンド世界1位を獲った瞬間。
「森くんやったよ!」の言葉。
あぁ・・・この写真に写っているのは「3人」だけど、本当は「4人」だね、と思ったら泣けた
新しい道を歩き出して、彼がどんな思いでここまで必死で進んできたのかを
アートだけじゃなくて、「凪待ち」の映像や、白石監督のインタビューも交えて構成されていたのが、とてもよかった。
特別ファンではなくてたまたまこの番組を見た、一般の人達の感想もおおむね好評だったのは、きっとそういう部分に胸を打たれたのかな、と思います。
そしてアーティストとしての彼を表す、すごく象徴的だったのが、この質問。
どんな未来を描いている?
に対して、慎吾は
今と変わらず
色んなことに挑戦し続けて
あの時と変わらず、進めてるね、って・・・・・・いう未来なんだけど・・・
実はすごいパワーアップしてる、みたいな?
そうありたい、という言葉がもうね・・・
あまりにも「SMAP」で、泣きそうになった。
私の大好きな曲「Five True Love」の中の一節
探す 失くす 何度も壊して
迷う 目指す 笑えるときまで
変わりながら変わらずいられる
それが得意のForm (作詞:N.マッピー・しんご・土生京子 より引用)
あの歌の歌詞と、今も同じなんだね。
慎吾は今も、ずっと、そのイムズを継承しているんだね。
それがすごく、頼もしくて嬉しい。
そのことを改めて教えてくれた素敵な番組「SONGS」に、心から感謝。
本当なら、そんな慎吾の思いのこもったソロライブをもうすぐ見られるはずだったのにね・・・
キャンセルは本当に残念。
だけど、待てますから大丈夫。
慎吾なら
この延期さえも自分の糧として、更に更にパワーアップしたステージを私達に魅せてくれるはずだから。
その日を今から心待ちにしています。